MT-25の最高速は何キロ?馬力や加速性能を実測データで徹底解説

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MT-25の最高速は何キロ?馬力や加速性能を実測データで徹底解説

ヤマハのMT-25は、ストリートでの扱いやすさと鋭い加速を両立した250ccクラスでも屈指の人気を誇るモデルですね。

これからこのバイクを相棒に迎えようと考えている方にとって、MT-25の最高速や馬力が具体的にどの程度なのか、高速道路での合流はスムーズに行えるのかといった動力性能は、最も気になるポイントの一つではないでしょうか。

カタログに並ぶスペック上の数値はもちろん重要ですが、実際の公道や高速道路でどのような走りを見せてくれるのか、あるいはライバル車と比較してどの程度の余裕があるのか、より踏み込んだ情報を探している方も多いかと思います。

そこで今回は、私が独自に調べた実測データやユーザーからのリアルな声をもとに、MT-25の最高速や馬力に関する疑問を徹底的に解明していきます。燃費や加速性能といった実用面についても詳しく触れていきますので、愛車選びの参考にしていただければ嬉しいです。

この記事を読み終える頃には、MT-25があなたのライフスタイルに最適な一台かどうかが、はっきりと見えてくるはずですよ。

ここに注目
  • 35馬力を発揮する高回転型エンジンの特性
  • 実測データに基づく最高速と加速性能の目安
  • ライバル車との比較でわかるMT-25の強み
  • 高速道路やツーリングでの実用性と注意点

MT-25の最高速や馬力のスペックを徹底検証

MT-25の最高速や馬力のスペックを徹底検証
ドメスティックバイクライフ

まずは、MT-25が秘めているポテンシャルを数字と構造の両面から紐解いていきましょう。エンジンが持つ本来の性格を知ることで、このバイクの魅力がより鮮明に見えてくるはずですよ。

35馬力を叩き出す直列2気筒エンジンの正体

MT-25の心臓部に搭載されているのは、スーパースポーツモデルであるYZF-R25と設計を共にする「G403E型」水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブエンジンです。

このエンジンこそが、MT-25の最大の特徴である刺激的な走りを生み出す源泉となっています。排気量249ccという限られた枠組みの中で、最高出力は驚異の35PS(26kW)をマーク。これは、250ccクラスのネイキッドバイクとしては、現在市場に出回っているモデルの中でも間違いなくトップクラスの性能です。

特筆すべきは、そのパワーが12,000rpmという、市販車としては極めて高い回転域で発生する点ですね。この数値を聞くだけで、メカ好きの方なら「あ、これ回して楽しむエンジンだな」とピンとくるはず。

単気筒エンジンを積んだバイクが低回転からの力強さを売りとする一方で、MT-25のような直列2気筒エンジンは、回転数が上がるにつれてパワーが二次関数的に盛り上がってくる感覚が楽しめます。

時速60km程度の常用域からスロットルを大きく開けた際、エンジンが吠えるような咆哮を上げながら加速していく感覚は、まさにヤマハが提唱する「ハイパーネイキッド」そのものです。

もちろん、ただパワーがあるだけではありません。このエンジンは現代の厳しい排出ガス規制に対応しながら、全域で扱いやすいトルク特性も兼ね備えています。

最新のスペック詳細については、ヤマハ発動機の公式ページでも確認できますよ。(出典:ヤマハ発動機株式会社『MT-25 諸元表』)このように、最新のエンジニアリングによって「パワー」と「扱いやすさ」が絶妙なバランスで共存しているのが、MT-25のエンジンの正体と言えるでしょう。

MT-25 エンジンスペックの要点

  • エンジン形式:水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒
  • 最高出力:35PS(26kW)/12,000rpm
  • 最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
  • ボア×ストローク:60.0mm × 44.1mm(高回転型のショートストローク設計)

12000回転まで回し切る高回転型の性格

MT-25を語る上で欠かせないのが、そのエンジンの「高回転特性」です。エンジンの性格を決めるボア・ストローク比を見てみると、ボア60.0mmに対してストロークが44.1mmという、明確なショートストローク設計を採用しています。

ストロークが短いということは、ピストンが往復する距離が短いため、物理的にエンジンを高回転まで回しやすいというメリットがあります。その結果が、レッドゾーンが14,000rpmから始まるという、250ccクラスとしては驚異的な高回転仕様に繋がっているわけです。

実際に走らせてみると、このエンジンの面白さは回転数によって表情がガラリと変わる「二面性」にあります。アイドリングから7,000rpm付近までの常用域では、非常にマイルドで神経質なところがない、優等生な一面を見せてくれます。

市街地でのストップ&ゴーや、細い路地でのUターンなどは、この穏やかなトルク特性のおかげで初心者の方でも安心して扱えるでしょう。しかし、一旦タコメーターの針が8,000rpmを超えると、それまでの大人しさが嘘のようにエンジンが活気づきます。吸気音が一段と高まり、加速のG(重力)が体に伝わってくるこの領域こそが、MT-25の真骨頂です。

10,000rpmで最大トルクを発生し、さらに12,000rpmで最高出力に到達するまでのプロセスは、まさに「回し切る快感」そのもの。単にスピードが出るだけでなく、エンジンが全力を出しているという手応えがダイレクトにライダーに伝わってくるんですね。

この「操っている感」こそが、MT-25が多くのスポーツバイクファンを魅了して止まない理由なのだなと、私自身も強く感じます。高回転まで使い切る楽しさは、大排気量バイクでは公道でなかなか味わえませんが、MT-25なら日本の道路環境でもその醍醐味の一部を堪能することができます。

実測GPSデータで判明した最高速の限界値

実測GPSデータで判明した最高速の限界値
ドメスティックバイクライフ

「MT-25って実際どれくらいのスピードが出るの?」という疑問は、多くのライダーが抱くものですよね。カタログには載っていない最高速について、複数の走行テストデータやGPS計測の結果を総合してみると、MT-25の実力は実測(GPS計測)で約165km/h程度という結論に至ります。

これは250ccネイキッドバイクとしては、非常に優秀な数値と言えます。もちろん、これはあくまでクローズドな環境や好条件下での話であり、公道で出す速度ではありませんが、バイクのポテンシャルを知る上での重要な指標になりますね。

なぜ「実測」という言葉を強調するかというと、一般的なスピードメーターは実速度よりも高めに表示される傾向があるからです。メーター読みでは170km/hを軽く超えて175km/hや179km/hに達することもありますが、空気抵抗や機械的な誤差を差し引いた物理的な限界速度は165km/h付近に落ち着くのが一般的です。

時速140kmあたりまでは非常にスムーズに加速していきますが、そこから先は空気の壁との戦いになります。ネイキッドバイクであるMT-25は、ライダーが風を遮るカウルを持っていないため、時速150kmを超えると風圧による抵抗が急激に増大し、加速の伸びが緩やかになっていくんです。

最高速に到達させるためには、ライダーが燃料タンクに体を密着させる「伏せ姿勢」をとることが不可欠です。少しでも前面投影面積を小さくして、空気抵抗を減らす努力をしないと、35馬力のエンジンパワーを持ってしても、それ以上の速度を稼ぐのは難しいでしょう。

とはいえ、日常的な高速道路の走行で必要とされる時速100km〜120kmの領域は、MT-25にとってはまだ加速の余力たっぷりの「通過点」に過ぎません。この余裕こそが、ツーリングでの疲労軽減や安全性に大きく寄与しているわけですね。

豆知識:ネイキッドの最高速と風の関係

カウルのないMT-25は、時速100kmを超えるとライダーの体自体が大きな「ブレーキ」として作用します。最高速アタックのような極限状態では、ヘルメットの形状やウェアのバタつきさえも数キロの差を生むことがあります。もし高速走行をもっと快適にしたいなら、後付けの小型スクリーンを装着するだけでも、体感的な最高速や巡航性能はかなり向上しますよ。

メーター表示と実速度に生じる誤差の要因

さて、先ほど少し触れた「スピードメーターの表示速度」と「実際の速度(GPS速度)」の差について、もう少し詳しくお話ししておきましょう。

MT-25に限らず、市販されているほぼ全ての乗り物には一定のメーター誤差が存在します。これは、道路運送車両法に基づく保安基準によって、メーターが実速度よりも遅く表示されること(マイナス誤差)が厳しく禁じられているため、メーカー側であらかじめ数%の「プラス誤差」を持たせて設計しているからなんです。

MT-25の場合、高速域での誤差はおよそ5%から10%程度になると言われています。例えば、メーターが時速100kmを指している時、実際の速度は時速93km〜95km程度である可能性が高いということです。この誤差は、タイヤの摩耗状態によっても変化します。

タイヤが摩耗して外径が小さくなると、同じ速度で走っていても車輪の回転数は増えるため、メーターの表示は実速度よりもさらに高めに出るようになります。中古車などでタイヤサイズが純正と異なるものが装着されている場合も、表示に大きな狂いが生じることがあるので注意が必要ですね。

「メーターで175km/h出た!」という報告をネットで見かけることがありますが、これはあくまで「バイクの計器がそう示した」という記録であって、物理的な移動速度とは少し異なります。

しかし、この誤差は決して悪いことばかりではありません。ついついスピードを出しすぎてしまうライダーに対して、視覚的に「もう十分速いですよ」という警告を与え、安全マージンを確保してくれる役割も果たしているからです。メーター上の数字に一喜一憂するのもバイクの楽しみの一つではありますが、本当の性能を理解するためには、こうした誤差の背景を知っておくのが「大人なライダー」の嗜みかもしれませんね。

0-100加速タイムに見る圧倒的な瞬発力

0-100加速タイムに見る圧倒的な瞬発力
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最高速もさることながら、実用面でより重要なのが「加速性能」ですよね。信号待ちからの発進や、高速道路の合流でどれだけ速く目的の速度に達することができるか。MT-25の0-100km/h加速(停止状態から時速100kmまでの到達時間)を調べてみると、約5.3秒から6.2秒というデータが多く見られます。

このタイムがどれくらい凄いのかというと、一般的な2000ccクラスの乗用車が8秒から10秒程度かかることを考えれば、MT-25がいかに爆発的な瞬発力を持っているかが分かるはずです。

アクセルを全開にし、適切なタイミングでシフトアップを繰り返せば、MT-25はわずか数百メートルの距離で時速100kmの世界へ連れて行ってくれます。この加速感は、MT-09などの大型MTシリーズに比べればマイルドですが、逆に言えば「手の内で扱いきれる最高に楽しい加速」と言い換えることもできます。

大型バイクの場合、アクセルを全開にする機会は公道ではまずありませんが、MT-25ならエンジンを元気よく回して、その加速プロセスのすべてを主体的に楽しむことができる。これこそが、小排気量スポーツの醍醐味ですね。

加速を支えるギア比のセッティング

MT-25の加速の良さは、6速トランスミッションのクロスしたギア比の設定にも助けられています。

1速、2速が比較的ローギアに振られているため、発進時の蹴り出しが非常に強く、フロント周りが軽く感じるほどの勢いがあります。さらに、3速から5速にかけての繋がりがスムーズなので、パワーバンドを維持したまま一気に時速120km付近まで加速を繋げていくことが可能です。

この「リズムよくギアを変えながら加速していく」という行為自体が、ライダーの五感を刺激し、MT-25をただの移動手段以上の存在にしてくれているように思います。

計測項目タイム(秒)内容の補足
0 – 60km/h約2.8s街中での信号発進で周囲をリードできる速さ
0 – 100km/h約5.3s – 6.2s高速道路の本線合流が余裕を持って行えるレベル
0 – 400m約14.2sいわゆる「ゼロヨン」。250ccクラスではかなり速い部類

MT-25の最高速や馬力をライバル車と比較解析

MT-25の最高速や馬力をライバル車と比較解析
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MT-25の驚異的な性能が見えてきたところで、次は気になるライバル車たちとの比較を行ってみましょう。250ccクラスは、各メーカーが技術の粋を集めて競い合う最も熱いカテゴリーです。同じ2気筒のライバルから、キャラクターの異なる単気筒モデルまで、MT-25がどのようなポジションにいるのかを詳しく解説します。

YZF-R25との最高速や加速性能の違い

MT-25を検討する際、最も多くの方が比較対象にするのが、兄弟車である「YZF-R25」ではないでしょうか。基本コンポーネントを共有するこの2台、スペック表を見比べるだけでは「カウルの有無だけかな?」と思ってしまいがちですが、実は走りの質感には明確な違いが存在します。

結論から言えば、加速感と操作性はMT-25、超高速域の安定感と最高速はR25という棲み分けがなされています。

エンジン馬力はどちらも同じ35PSですが、MT-25はカウルがない分、車両重量が約167kgとR25(約169kg)よりもわずかに軽量に仕上げられています。このわずか2kgの差と、ワイドなバーハンドルによる操作性の向上が組み合わさることで、低中速域での「ヒラヒラ感」はMT-25の方が際立っています。

信号での右左折やジムカーナ的な動き、タイトな峠道での切り返しなどは、MT-25の方が断然ラクで楽しいと感じるはずです。

一方で、時速120kmを超える超高速域になると、フルカウルの恩恵を受けるR25が有利になります。MT-25はライダーが受ける風圧が大きいため、最高速付近での加速の伸びはR25に一歩譲ります。また、前傾姿勢が深いR25はフロント荷重が抜けにくく、高速コーナーでの接地感が高いという特徴もあります。

しかし、アップライトな姿勢でリラックスして街中を駆け抜け、必要な時にだけ爆発的な加速を味わうというスタイルを望むなら、MT-25の方がはるかに付き合いやすい相棒になるでしょう。日常の使い勝手とスポーツ性のバランスが、MT-25の最大の魅力なのです。

CB250Rやジクサーなど単気筒勢との比較

次に比較したいのが、ホンダのCB250Rやスズキのジクサー250といった、単気筒エンジンを搭載するライバルたちです。ここで強調しておきたいのは、MT-25の「35馬力」がいかに強力かということです。

CB250Rが27PS、ジクサー250が26.5PSであることを考えると、MT-25は約8〜9馬力ものアドバンテージを持っていることになります。このクラスでの8馬力差は、体感的には相当な違いとなって現れます。

単気筒勢は車体が非常に軽く(CB250Rは驚異の144kg!)、時速0kmから60kmくらいまでの加速は非常に小気味よいのですが、速度が上がるにつれてエンジンの「頭打ち」が早くやってきます。それに対して2気筒のMT-25は、時速80km、100km、120kmと速度が上がるほどに、エンジンの余裕と伸びの良さが光ります。

以前に私が書いたジクサー250の最高速や馬力に関する評価でもお伝えしましたが、単気筒は「日常の軽快さ」を重視する人向け、MT-25は「スポーツ性と高速道路の余裕」を重視する人向け、という明確な境界線があります。

2気筒ならではの高級感とゆとり

また、単気筒エンジンはどうしても高回転域で大きな振動が出やすいという弱点がありますが、2気筒のMT-25は比較的振動が細かく、連続して回し続けても不快感が少ないのも特徴です。

もちろん単気筒には「ドコドコ」という鼓動感の楽しさがありますが、長距離を速いペースで移動したいという目的があるなら、35馬力の余力を持つMT-25を選ぶのが正解でしょう。追い越し車線に入った際のスロットルに対するレスポンスは、単気筒勢では味わえない「頼もしさ」をライダーに与えてくれます。

高速道路での巡航性能と追い越し時の余裕

高速道路での巡航性能と追い越し時の余裕
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MT-25で高速道路を走る際、誰もが驚くのがその「巡航性能の高さ」です。多くの250ccバイクが時速100kmで走るのが精一杯、あるいはエンジンが悲鳴を上げているように感じる中で、MT-25はまだまだ余裕の表情を崩しません。

時速100km巡航時のエンジン回転数は6速で約7,200rpm程度。これはエンジンのパワーが盛り上がり始める直前の領域であり、実は再加速に最適な「待機状態」なんです。

追い越しをかけるためにさらにスロットルを開けると、シフトダウンせずともエンジンは即座に反応し、10,000rpmに向けて力強く吹け上がります。この「いつでも加速できる」という感覚が、高速道路でのストレスを大幅に軽減してくれます。

煽られたり無理な割り込みをされたりしても、スッと回避できるだけの機動力があるのは、安全面でも大きなメリットですよね。近年増えている最高速度120km/hの区間でも、MT-25ならエンジン回転数は8,000rpm台後半から9,000rpm弱。多少回転数は高くなりますが、エンジン自体の耐久性は高く設計されているので、壊れる心配をすることなく堂々と走り続けることができます。

高速巡航をさらに快適にするためのポイント

ただし、快適性という面では「風」への対策を忘れてはいけません。ネイキッドバイクの宿命として、時速100kmを超えるとライダーの胸元には強烈な走行風が吹きつけます。これが長距離になるとじわじわと体力を奪っていくんですね。

MT-25の馬力スペックは十分なので、あとは「ライダー自身の疲労」をどう抑えるかが鍵になります。私がおすすめしたいのは、やはり適切なライディングギアの選択です。バタつきの少ない革ジャンやタイトなジャケット、そして空力に優れたヘルメットを着用するだけで、高速道路での巡航は驚くほど快適になりますよ。MT-25のポテンシャルを100%引き出すには、ライダー側の装備も重要なんです。

燃費性能や振動によるツーリングの快適性

高回転まで回る35馬力のパワーユニットと聞くと、「燃費が悪いんじゃないの?」と心配されるかもしれません。しかし、意外なことにMT-25は実用燃費も非常に優秀です。普通に交通の流れに乗ってツーリングを楽しめば、リッター25kmから30km程度は安定して走ってくれます。

燃料タンク容量は14Lありますから、計算上の航続距離は350kmを超え、ツーリング中に何度も給油所に立ち寄る煩わしさはありません。高回転を多用する走りをすれば20km/L程度まで落ちることもありますが、これだけの性能を誇りながらこの経済性は、ヤマハの技術力の賜物と言えますね。

次に快適性に影響する「振動」について。MT-25はバランサー内蔵の2気筒エンジンなので、単気筒に比べれば振動はかなり抑えられています。しかし、特定の回転数、特に高速巡航で多用する7,000rpmから8,000rpm付近で、ハンドルやステップに微細な振動(ビリビリ感)が発生する傾向があります。

短時間の走行なら気になりませんが、1時間以上走り続けると手が痺れるような感覚になることも。これはMT-25に限らず、このクラスの高回転型エンジンによく見られる現象です。

以前に公開したGSX250Rのスペック解説でも触れましたが、GSX250Rのように低中回転重視のバイクはこのあたりの振動がよりマイルドです。しかし、MT-25の魅力はその「エキサイティングさ」にあります。振動があるということは、それだけエンジンが活発に仕事をしている証拠でもあります。

対策として、社外のヘビーウェイトバーエンドを装着したり、クッション性の高いグローブを選んだりすることで、このデメリットは大幅に緩和できます。不快な部分を自分好みにカスタマイズして、エンジンの鼓動だけを心地よく抽出するのも、バイク乗りの楽しみの一つではないでしょうか。

ロングツーリングでの注意点

MT-25のシートはスポーツ走行を重視したやや固めの設計です。300kmを超えるような日帰りツーリングでは、お尻の痛みを感じることがあるかもしれません。定期的な休憩を挟むか、ゲル入りのシートカバーなどを検討すると、35馬力のパワーを最後まで心ゆくまで楽しめるようになりますよ。

MT-25の最高速や馬力が選ばれる最大の理由

MT-25の最高速や馬力が選ばれる最大の理由
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ここまでMT-25の最高速や馬力、そしてライバルとの比較について深く掘り下げてきました。最終的にMT-25が多くのライダーに選ばれる最大の理由は、やはり「250ccという経済的なパッケージの中で、最高峰のスポーツ体験を提供してくれるから」に尽きると私は考えます。

日本では250ccクラスは車検がなく、維持費を大幅に抑えることができます。そのメリットを享受しながら、400ccクラスにも引けを取らない35馬力の加速と時速160kmオーバーのポテンシャルを所有できる。このバランスの良さが「賢者の選択」と言われる所以です。

かつて市場を席巻したNinja250Rの馬力スペックが注目された時代から、250ccクラスは常に「どこまで大型に迫れるか」という進化を続けてきました。MT-25はその進化の最前線にいる一台です。

単なる移動手段としてのバイクではなく、休日のたびに乗るのが楽しみで仕方なくなるような、そんな「心のブースト」をかけてくれる存在。スロットルを回せば回すほどに応えてくれるエンジン、意のままに操れるハンドリング、そして所有欲を満たすアグレッシブなデザイン。これらがすべて詰まって、この維持費で手に入るのですから、人気が出ないはずがありません。

もしあなたが、「250ccだから高速は辛いかも」「パワー不足ですぐに飽きるかも」と不安に思っているなら、その心配は無用です。MT-25は、あなたの予想を遥かに超える「速さ」と「楽しさ」を提供してくれます。

もちろん、最終的な判断をする前には、ぜひ一度ショップで実車に触れ、可能であれば試乗してその咆哮を耳にしてみてください。35馬力のエンジンが奏でるサウンドを聞いた瞬間、あなたの決心はきっと固まるはずですよ。この記事が、あなたの最高のバイクライフの第一歩を後押しできれば幸いです。

まとめ:MT-25があなたにもたらすメリット

  • クラス最強レベルの35馬力が生む、ストレスフリーな高速走行
  • 実測160km/h超のポテンシャルが生む、精神的なゆとり
  • 車検不要で維持費が安いのに、本格的なスポーツライディングが楽しめる
  • 扱いやすい車体と鋭い加速の組み合わせで、街乗りからツーリングまで万能
項目詳細データ評価・備考
最高出力35PS / 12,000rpmクラス最高峰の高回転パワーユニット
最大トルク23N・m / 10,000rpm8,000rpm以上で本領を発揮する特性
最高速度(GPS実測)約165km/hネイキッドとしては極めて高い限界性能
最高速度(メーター読み)約170 – 179km/h視覚的な達成感は非常に高い
0-100km/h加速約5.3 – 6.2秒スポーツカーに匹敵するダッシュ力
WMTCモード燃費25.8km/L性能を考えれば非常に経済的
車両重量167kg取り回しやすく、初心者でも扱いやすい軽さ

※本記事に記載されている最高速、加速タイム、燃費などの数値は、特定の環境下での実測値やユーザーレポートに基づく一般的な目安です。実際の性能は、天候、路面状況、ライダーの体重や運転スタイル、メンテナンス状態によって大きく変動します。

走行にあたっては必ず各地域の交通ルールを遵守し、安全第一で走行してください。また、車両の正確な諸元や最新情報については、ヤマハ発動機の公式サイト等でご確認いただき、購入やカスタムの際は専門知識を持つショップへ相談されることを強く推奨します。

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