バイクでキャンプやロングツーリングに出かける際、荷物をどれくらい積んでいいのか不安になることはありませんか。私自身、最初はとにかくたくさん積めればいいと考えていましたが、実はバイクの積載に関する法律には、積載量や荷物の長さ、幅、高さといった細かいルールが定められています。
これを無視してしまうと、思わぬ違反で反則金を支払うことになったり、過積載による不安定な走行で重大な事故につながったりする可能性もあります。最近話題の2022年改正による1.2倍ルールなど、少しややこしい部分も含めて、パニアケースの扱いやキャンプ道具の安全な積み方について分かりやすく解説していきますね。
この記事を読めば、安心して荷物を積み込み、ツーリングを思う存分楽しめるようになるはずです。
- 排気量によって異なる最大積載重量の具体的な数値と物理的なリスク
- 荷物がはみ出していい長さや幅の30cmルールの正しい計測方法
- パニアケースやサイドバッグが指定部品として扱われる際の法的メリット
- ナンバープレートの隠蔽や灯火類の遮りによる深刻な違反リスクと対策
バイクの積載と法律の基本ルールを徹底解説

バイクに荷物を載せて公道を走るためには、道路交通法で定められた基準をクリアする必要があります。バイクは四輪車と違って「自立しない」乗り物ですから、荷物の載せ方一つで操作性が激変します。ここでは、私たちが特に気をつけたい「重さ」と「大きさ」の制限について、詳しく見ていきましょう。
排気量別の最大積載量と重量制限の注意点
バイクの最大積載重量は、実は排気量によって2つのパターンに分かれています。まず、50ccを超える「普通自動二輪車」や「大型自動二輪車」の場合、最大積載重量は60kgまでと法律で決められています。これに対し、50cc以下の「原動機付自転車(原付一種)」は、その半分である30kgまでに制限されています。
ここで多くのライダーが驚くのが、125ccの小型スクーターと、リッタークラスの巨大な大型バイクが、法律上は同じ「60kg」という制限を受けている点です。1000ccを超えるバイクなら100kgくらい積んでも大丈夫そうに見えますが、あくまで公道を走行する上での一律の安全基準として60kgという数値が設定されているんですね。
なぜ「60kg」という制限があるのか
法律で重量が制限されている最大の理由は、バイクの制動距離と操縦安定性を確保するためです。荷物を積みすぎるとリアに過度な荷重がかかり、逆にフロントタイヤの接地感が希薄になります。そうなると、カーブで思い通りに曲がれなくなったり、急ブレーキをかけたときに止まりきれなくなったりするリスクが高まります。
私たちが安全に楽しく走るためには、この60kgというラインを意識することが非常に重要です。
また、法的な上限が60kgであっても、バイク自体の設計上の限界(サスペンションのキャパシティなど)は車種によって異なります。スーパースポーツのような車種に重い荷物を載せると、フレームに過度な負担がかかることもあります。自分の愛車がどれくらいの重さに耐えられる設計なのかは、メーカーの取扱説明書を確認しておくとさらに安心ですね。
| 車両区分 | 排気量 | 最大積載重量 | 根拠法令 |
|---|---|---|---|
| 大型・普通二輪 | 50cc超 | 60kg | 道路交通法施行令第22条 |
| 原動機付自転車 | 50cc以下 | 30kg | 道路交通法施行令第23条 |
(出典:e-Gov法令検索『道路交通法施行令』)
高さ制限は地上から2メートル以内を厳守
次に注意したいのが高さの制限です。バイクに荷物を積む際、高さは「地上から2.0mまで」と定められています。ここで最も間違えやすいのが、計測のスタート地点です。「キャリアから2m」ではなく、「地面から2m」なのです。つまり、バイク自体の高さを含めた合計の高さが2m以内に収まっていないといけません。
一般的なバイクのシート高は、だいたい70cmから90cm程度です。そこに積載装置(キャリア)の厚みが加わることを考えると、実際に積める荷物そのものの高さは1.1mから1.3m程度に制限されることになります。キャンプツーリングでキャンプ用のテーブルや長めのポールを縦に積もうとすると、意外とこの2mというラインに近づいてしまうものです。
高重心がもたらす物理的な危険性
なぜ高さが制限されているのかというと、重心が上がることによる不安定化を防ぐためです。荷物を高く積むと、バイクを少し傾けただけで強い回転力が働き、低速時のバランス維持が非常に難しくなります。いわゆる「立ちゴケ」のリスクが跳ね上がるわけですね。
さらに、走行中は風の影響をモロに受けるようになります。高速道路で横風を受けた際、高く積んだ荷物が帆(ほ)のような役割をしてしまい、車体が大きく振られることもあるので本当に危険です。
私の場合、背の高い荷物を積むときは、できるだけ「寝かせて」積むように工夫しています。どうしても縦に積まなければならない場合は、事前にメジャーで地上からの高さを測り、2mを超えていないか確認するようにしています。たった数センチのオーバーでも、警察官の目にとまれば指導の対象になりますし、何より自分の安全のためにこの2mルールは厳守したいところです。
幅や長さのはみ出しに関する30センチの制限

荷物が車体からどれくらいはみ出していいのか、というサイズ制限も非常に重要です。基本となるのは「積載装置の長さ・幅+30cm」というルールです。長さについては、積載装置(荷台やシート)の前後からそれぞれ30cm以内に収める必要があります。幅については、積載装置の左右からそれぞれ15cmずつ、合計で30cmまでのはみ出しが認められています。
ここでいう「積載装置」とは、リアキャリアや純正のシートのことを指します。例えば、横幅が20cmの小さなキャリアが付いているバイクなら、左右に15cmずつはみ出した合計50cm幅の荷物までが許容範囲となります。逆に言えば、どんなに大きなバイクであっても、キャリアの端から片側15cmを超えて荷物が飛び出していると、それは違反になってしまうんです。
左右対称のバランスが法遵守のポイント
幅の制限で特に気をつけてほしいのが「左右均等」であることです。合計で30cm以内のはみ出し量だったとしても、右に20cm、左に10cmというように左右非対称に積んでしまうと、道路交通法上の「積載方法の制限」に抵触する恐れがあります。これは、バイクの左右バランスを崩さないため、そして追い越しや歩行者との接触を避けるための合理的なルールです。
長さに関しても同様で、後ろ側にだけ60cmはみ出すような積み方は認められません。キャリアの後端から30cmまでと決まっています。よくキャンプツーリングで見かける、長いホムセン箱をキャリアから大きくはみ出させて固定している状態は、実はこのルールに引っかかっているケースが多々あります。
荷物の底面がしっかりと積載装置に乗っているか、そして規定値以内のはみ出し量に収まっているかを常に意識しましょう。
計測のポイント:「積載装置」が基準になります。キャリアを装着している場合はキャリアの端から、キャリアがないスポーツバイクなどの場合はシートの最後端や端から計算します。自分のバイクの「基準点」がどこになるか、一度把握しておくとパッキングがスムーズになりますよ。
原付一種の積載重量は30キロ制限に注意
50cc以下の原付一種(白ナンバーのバイク)に乗っている方は、特に重量制限に対してシビアになる必要があります。先ほども触れた通り、最大積載重量は30kgです。これは、キャンプ道具一式を詰め込んだ大型のシートバッグ一つで、簡単に行ってしまう数値です。
最近ではデリバリーサービスで原付を利用する方も増えていますが、配達用の大きな保温バッグに大量の飲料や食料を詰め込むと、あっという間に30kgの壁が見えてきます。
原付一種は車体自体が軽く、サスペンションやブレーキの設計も軽量であることを前提に作られています。そのため、30kgを超える荷物を載せると制動性能が著しく低下し、下り坂などでブレーキが効かなくなる「フェード現象」などを引き起こすリスクが高まるのです。
過積載が招く法的・物理的リスク
もし重量制限を超えて走行し、警察に止められた場合は「積載物重量制限超過違反」として、違反点数1点と反則金5,000円が科されます。しかし、本当の怖さは罰則ではなく、バイクが壊れたり転倒したりすることにあります。過積載はタイヤへの負担も大きく、夏場の走行中にバースト(破裂)を招く原因にもなりかねません。
キャンプに出かける際、ついつい「あれもこれも」と持っていきたくなりますが、原付一種の場合はギアの軽量化が必須です。チタン製のクッカーを選んだり、コンパクトなテントを導入したりして、荷物全体の重さを管理するようにしましょう。
私自身、原付で旅をしていた頃は、出発前に体重計でバッグの重さを量って、30kg以内に収まっているか確認していました。こうした少しの手間が、安全なバイクライフを支えてくれます。
2022年改正の1.2倍ルールと二輪車の関係

2022年5月13日に道路交通法施行令が改正され、自動車の積載制限が緩和されました。具体的には、これまで「車体の長さの1.1倍、幅は車幅まで」だったのが、一律で「長さ・幅ともに車体の1.2倍まで」に変更されたのです。このニュースを聞いて、「バイクも車体の1.2倍まで積めるようになったんだ!」と喜んだライダーも多かったのではないでしょうか。
しかし、ここで注意が必要なのが、二輪車にはもともと「長さ・幅+30cm」という、より具体的な数値による制限が設けられているという点です。法律の条文を細かく読み解くと、二輪車の場合はこの「+30cmルール」が依然として有効であり、現場の警察官もこの数値をもとに判断することがほとんどです。
二輪車においてどちらが優先されるか
例えば、車幅が70cmのバイクの場合、1.2倍ルールを適用すると84cm(+14cm)になりますが、従来の+30cmルールなら100cm(左右15cmずつ)まで許容されます。このように、小型の車両であるバイクにとっては、従来の+30cmルールの方がライダーにとって有利になるケースが多いんです。
そのため、警察当局や関連団体の見解としても、二輪車は引き続き「長さ・幅+30cm」を守ることが推奨されています。
ややこしい法改正ではありますが、私たちライダーが覚えるべきことはシンプルです。「改正後も、バイクはキャリアから前後左右に30cm以内(幅は左右15cmずつ)」という旧来のルールを基準にしておけば、まず間違いはありません。
無理に1.2倍を計算してギリギリを攻めるよりも、明確な30cmという数値を守る方が、法的な確実性も安全面でのメリットも高いと言えるでしょう。
インターネット上の情報には「バイクも1.2倍になった」と断定しているものもありますが、二輪車特有の制限(施行令第22条・23条)は削除されていません。現場での無用なトラブルを避けるためにも、より厳しい方の基準、あるいは従来通りの「+30cm」を遵守するのが賢明です。
バイクの積載に関する法律違反を防ぐ安全対策

サイズや重さの制限をクリアしていても、実は「載せ方」に問題があると違反を取られてしまうことがあります。せっかくのツーリングが台無しにならないよう、実務的なポイントを整理しておきましょう。私自身が経験したパッキングの失敗談も交えながら、安全対策の核心に触れていきます。
ナンバープレートや灯火類の視認性確保の義務
積載で最も見落としがちなのが、後方からの視認性です。大きなシートバッグをタンデムシートに載せると、バッグの底が垂れ下がってテールランプやブレーキランプを隠してしまうことがあります。
また、横幅のある荷物がウィンカーの点滅を後ろから見えなくさせてしまうケースもよくあります。これらは「整備不良」や「合図不履行」とみなされ、事故の加害者になるリスクを孕んでいます。
さらに、近年特に厳しくなっているのがナンバープレートの視認性です。2021年10月からナンバープレートの表示に関する新基準が完全適用されており、角度や位置が厳格に定められています。荷物を固定するためのゴム紐やネットが、ナンバープレートの一文字でも隠してしまえば、それは「番号表示義務違反」となります。
この違反は意外と重く、点数だけでなく刑事罰(罰金)の対象になる可能性すらあるんです。
出発前の「セルフチェック」を習慣に
私がお勧めするのは、荷物を積み終わった後に必ず「後ろからしゃがんで確認する」ことです。ライダーの目線ではなく、後続車のドライバーの目線で、ランプ類やナンバーがしっかり見えるかチェックしてください。もしバッグが垂れ下がっているなら、下に板を敷いたり、固定場所を工夫したりして隙間を作りましょう。
こちらのADV160のカスタム記事でも、積載時のパーツ選びの重要性を解説していますが、視認性を妨げない装備選びこそが、スマートなライダーの証です。
知っておきたい新基準:ナンバープレートは、上向き40度、下向き15度以内に収まっていないといけません。重い荷物を載せてリアサスペンションが沈み込んだ際、フェンダーの角度が変わってナンバーが見えにくくなることもあるので、フルパッキング状態での確認が必須ですよ。
サイドバッグやパニアケースは指定部品の扱い
「左右に大きく張り出すパニアケースを取り付けたら、車幅制限を超えてしまうのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。ここで重要になるのが、それらが「積載物」なのか「車両の一部(積載装置)」なのか、という区分です。結論から言うと、ボルトやナット、専用のステーでしっかり固定されているパニアケースやキャリアは、多くの場合「指定部品」として扱われます。
指定部品として認められると、そのパニアケースを含めた状態がバイクの「新しい基準幅」になります。つまり、パニアケース自体の幅がどれだけあっても、それが適切に取り付けられている限りは車幅制限違反にはなりません。
さらに驚くべきことに、積載制限の「左右15cm」の計算は、そのパニアケースの外端からスタートすることになります。これにより、法的にも物理的にも積載可能なスペースを大幅に広げることができるのです。
パニアケース活用のメリット
このルールがあるからこそ、多くのアドベンチャーバイクやツアラーは、巨大なケースを装着して旅をすることができるわけですね。
ただし、溶接やリベットで永久的に固定してしまったり、あまりに極端に車幅が変わったりする場合は、車検証の記載変更(構造変更申請)が必要になることもあるので注意してください。市販の有名メーカー製のボルトオンキットであれば、基本的にはそのまま公道を走っても問題ありません。
サイドバッグに関しても同様ですが、こちらはベルトで固定するタイプが多いため、走行中にブラブラ動かないようしっかりと固定することが前提です。バッグ自体が「積載物」とみなされるか「装置」とみなされるかは、固定の強固さにも依存します。安全と法遵守の両面から、信頼できるステー(サドルバッグサポート)を併用することを強くお勧めします。
荷崩れを防止する正しい固定方法と積載のコツ

法律を守ることは大前提ですが、物理的な「荷崩れ」を防ぐことが、実は最大の安全対策です。走行中に荷物がズレると、突然バイクの挙動が不安定になり、パニックに陥ることがあります。積載の鉄則は、なんといっても「重いものは下かつ中央」に配置することです。重心を低く、かつ車体の中心線に近づけることで、バイク本来の運動性能を損なわずに済みます。
固定具の選択も重要です。初心者の方は手軽なゴムネット(ツーリングネット)を多用しがちですが、重い荷物を固定するには不向きです。ゴムは振動や風圧で伸び縮みするため、走行中に荷物が徐々に後ろへズレていくことがよくあります。
私がお勧めするのは、非伸縮性の「ラッシングベルト(タイダウンベルト)」です。これを2本以上使い、荷物を車体と一体化させるように締め上げるのが最も安全です。
走行中のチェックポイント
また、積載走行中は定期的な点検が欠かせません。
- 出発から10km〜20km走った最初の休憩で、ベルトの緩みを確認する。
- 荷物がマフラー(高温部)に接触して溶けていないか見る。
- 固定紐の余った部分がチェーンやタイヤに巻き込まれる状態になっていないか確認する。
これらは、法律には書かれていない「ライダーの心得」のようなものですが、事故を防ぐためには法規と同じくらい大切です。こちらのW230でのツーリング記事でも紹介していますが、荷物とバイクが「一つの塊」になっているような感覚があれば、ワインディングも安心して楽しめますよ。
違反時の罰則や反則金と点数の体系的整理
万が一、積載に関するルールを守れなかった場合、どのような罰則が待っているのでしょうか。知っておいて損はない……というか、知っておくことで「気をつけよう」という抑止力になりますよね。バイクの積載違反は、主に以下の3つのカテゴリーに分類されます。
| 違反項目 | 具体的な態様 | 違反点数 | 反則金(二輪/原付) |
|---|---|---|---|
| 積載物重量制限超過 | 60kg(原付30kg)を超える積載 | 1点 | 6,000円 / 5,000円 |
| 積載物大きさ制限超過 | 長さ・幅・高さの規定超え | 1点 | 6,000円 / 5,000円 |
| 乗車積載方法違反 | 不安定な固定、左右非対称な積載 | 1点 | 6,000円 / 5,000円 |
| 番号表示義務違反 | 荷物でナンバーが隠れている | 2点 | (罰金)50万円以下 |
表を見ればわかる通り、一般的な積載制限の超過は1点ですが、怖いのはこれらが「重複」することです。例えば「重量もサイズもオーバーしている」となれば、点数が加算されることもあります。
さらに、もっとも警戒すべきは一番下の「番号表示義務違反」です。これは道路運送車両法という別の法律が関わってくるため、反則金制度(青切符)ではなく、いきなり刑事罰である「罰金」の対象になる可能性を秘めています。ナンバー隠蔽は、それだけ重い罪だと認識しておきましょう。
規定を超える荷物に必須な制限外積載許可の申請

さて、どうしても分割することができない巨大な荷物を運ばなければならない状況があるかもしれません。例えば、職人さんが長いハシゴをバイクで運ぶ、といったケースです。このように、法律で定められたサイズ(+30cmなど)をどうしても超えてしまう場合には、あらかじめ警察署に届け出て「制限外積載許可証」を取得する必要があります。
申請先は、出発地を管轄する警察署です。許可が下りれば、規定のサイズを一定範囲内で超えて走行することが法的に認められます。ただし、この許可は「やむを得ない理由」がある場合に限られます。
キャンプツーリングの荷物が多すぎてバッグがはみ出している……といったレジャー目的の理由では、まず許可は下りないと思っていいでしょう。基本的には、市販されているバッグやキャリアの範囲内で収めるのがライダーの務めです。
制限外積載許可を受けた際のルール
もし許可が下りたとしても、自由に走れるわけではありません。
- 許可証を常に携帯すること。
- 荷物の先端(もっともはみ出している部分)に、30cm四方以上の赤い布を付けること。
- 夜間走行の場合は、赤い灯火や反射器を付けること。
などの条件が付きます。正直、バイクでここまでの手続きをするのは非常に稀ですが、仕事でバイクを活用する方や、特殊な事情がある方は覚えておいて損はない制度です。一般のライダーであれば、この許可を頼るのではなく、パッキング技術を磨いてルール内に収めることが、スマートでカッコいい楽しみ方かなと思います。
バイクの積載と法律を守って安全に走るためのまとめ
バイクの積載に関する法律を深く理解することは、単に警察からの取り締まりを逃れるためだけではなく、自分自身と周りの人々の安全を守るために不可欠な知識です。ここでもう一度、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
これだけは覚えておきたい積載ルールの要点
- 重量:50cc超は60kgまで、50cc以下(原付一種)は30kgまで。
- サイズ:積載装置の長さ・幅からそれぞれ+30cm以内(幅は左右15cmずつ)。
- 高さ:「地面から」2m以内。シートや荷台からではないので注意!
- 視認性:ナンバー、テールランプ、ウィンカーを1ミリも隠さない。
- カスタム:パニアケース等は指定部品なので、装着した状態が基準になる。
私自身、荷物を満載したバイクでの旅が大好きですが、常に「この積み方は法的に大丈夫か?」「急ブレーキをかけたときに荷物が飛んでいかないか?」という自問自答を欠かさないようにしています。法的にOKであっても、自分の運転スキルやバイクのコンディション(タイヤの摩耗具合やブレーキの利き)によっては、積載量を抑える判断も必要です。安全に目的地へ着いて、笑顔で荷物を解く。それこそが最高に贅沢なバイクの時間だと思います。
最後になりますが、今回ご紹介した数値や罰則は一般的な目安であり、法改正や自治体ごとの運用によって詳細が異なる場合があります。より正確な情報が必要なときや、判断に迷うときは、最寄りの警察署の交通課や、公式サイト等を確認するようにしてください。正しい知識を身につけて、安全で法を遵守した素晴らしいバイクライフを楽しみましょう!

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