最近、街中でよく見かけるようになったカブシリーズ。特にアウトドア感たっぷりのクロスカブは、私自身も街で見かけるたびに「やっぱりカッコいいよな」と目を奪われてしまいます。
そんな中で、クロスカブの125の新車を探している方が増えているみたいですね。でも、実際にホンダのカタログを見ても、なかなかお目当ての125という数字が見つからなくて困っていませんか?
2025年からの免許制度の変更や、新しく仲間入りする110 Liteの登場など、バイクを取り巻く環境がガラッと変わる時期なので、情報が混ざってしまうのも無理はありません。
この記事では、クロスカブの125の新車を検討している皆さんが抱いている疑問をすっきり解決するために、今のラインナップや新基準原付の仕組みについて分かりやすくまとめました。クロスカブの110と125のどっちが良いのか迷っている方や、気になる納期についても触れています。この記事を読めば、自分がどのモデルを選ぶべきか、今の状況がはっきりと見えてくるはずですよ。
- クロスカブ125というモデルの有無と新基準原付との関係性
- 123ccエンジンを搭載した新型クロスカブ110 Liteの正体
- ハンターカブCT125とクロスカブ110の性能面での決定的な違い
- 免許区分や維持費を踏まえた失敗しない新車の選び方
まずは、ネットやSNSで話題になっている「クロスカブの125」という言葉の正体について、事実関係を整理してみましょう。ここを知っておかないと、バイクショップに行った時に話が食い違ってしまうかもしれません。
目次
検索されているクロスカブの125の新車の正体

バイク好きの間で話題になっている「クロスカブの125」ですが、結論からお伝えすると、現時点でホンダのラインナップに「クロスカブ125」という名称の市販モデルは存在していません。では、なぜこれほどまでに多くの人がこのキーワードで検索しているのか、そこにはいくつかの面白い背景があります。
まず一つ目は、強力なライバルであり兄弟車でもある「CT125 ハンターカブ」の存在です。ハンターカブはその名の通り125ccのエンジンを積んだ本格的なオフロード仕様のカブで、クロスカブとルックスが似ているため、混乱してしまう方が多いんですよね。
二つ目は、2025年11月からスタートする「新基準原付」の影響です。これは従来の50ccエンジンが環境規制をクリアするのが難しくなったため、125cc以下のエンジンの出力を制限して「原付一種」として扱おうという新しい決まりです。
さらに、現行のクロスカブ110(JA60型)が進化しすぎていて、一見すると125ccクラスに見劣りしないほど装備が豪華になったことも理由かもしれません。
こうした複雑な事情が絡み合って、「クロスカブにもついに125ccが出るのか?」という期待混じりの噂が広がっているのだと思います。実際には、125ccのエンジンを積みながら原付免許で乗れるモデルや、従来の110ccモデルが今の「新車」のメインとなっているので、正しい情報を整理することが納得のいくバイク選びの第一歩になります。
新基準原付として登場したクロスカブ110 Lite
2025年のバイク業界で最も大きなニュースの一つが、「クロスカブ110 Lite(JA79)」という新しい仲間の登場です。これこそが、皆さんが「クロスカブの125の新車」としてイメージしているものの実体に一番近いかもしれません。
このモデル、実はエンジンそのものは123ccのものを採用しているんです。ここだけ聞くと「やっぱり125ccじゃないか!」と思うかもしれませんが、ここからが面白いところ。
このLiteモデルは、エンジンの最高出力を意図的に4.0kW(約5.4馬力)以下に抑えることで、法律上の区分を「原付一種」にとどめています。つまり、これまで50ccのバイクに乗っていた方が、そのままの免許(原付免許や普通免許)で乗れる、125ccベースの「新基準原付」なんです。
クロスカブ110 Lite(JA79)の特徴まとめ
- ベースとなるエンジンは123ccでトルクフルな走りを実現
- 最高出力を制限することで原付免許での運転を可能に
- 車体サイズは現行110ccとほぼ同等で、50cc時代より格段に頼もしい
- 最新の環境規制に対応した、次世代のスタンダードモデル
中身が125ccクラスになったことで、坂道などでの粘り強さはこれまでの50ccモデルとは比較にならないほど向上していると言われています。パワーは制限されていても、エンジンのゆとりから来る安心感は大きいですよね。「免許は原付しかないけれど、できるだけ大きなエンジンを積んだタフなクロスカブに乗りたい」という方にとって、このLiteはまさに待望の1台になるかなと思います。
125ccのハンターカブとクロスカブの決定的な違い

「125ccのカブが欲しい」という思いが強い方が、最終的に必ずぶち当たる壁が、本家125ccである「CT125 ハンターカブ」との比較です。クロスカブ110や新基準の110 Liteが気になりつつも、「やっぱりハンターカブの方が良いのかな?」と迷うのは当然ですよね。私個人の意見としては、この二台は似ているようで全く別のキャラクターを持っているなと感じています。
まず決定的に違うのは、そのパワフルさと足回りです。ハンターカブは最高出力が9.1PSあり、バイパスや幹線道路でも車の流れに余裕を持って乗ることができます。
一方で、クロスカブ110は8.0PS、新基準の110 Liteは4.8PSとなっており、特にLiteモデルと比較すると加速のパンチ力にはかなりの差があります。また、ハンターカブは前後ともにディスクブレーキを採用しており、特に重い荷物を積んだ時の安心感が違います。
しかし、クロスカブには「軽快さ」という武器があります。車重もハンターカブより軽く、シート高も抑えられているため、街中での取り回しやUターンは圧倒的にクロスカブの方が楽ですね。また、新車価格もクロスカブの方が3〜4万円ほど安く設定されているので、浮いたお金で自分好みのカスタムパーツを買うという楽しみ方もできます。
「本格キャンプや長距離ツーリングを極めたいならハンターカブ」、「日常の足としての使いやすさと、遊び心を両立したいならクロスカブ」という選び方が、後悔しないためのポイントになるかなと思います。
排気量が拡大された現行クロスカブ110の最新性能
「125ccじゃないと物足りないかも…」と心配している方にぜひ知ってほしいのが、現行モデルであるクロスカブ110(JA60型)の完成度の高さです。このモデルは2022年の大幅進化によって、それまでのクロスカブのイメージを大きく覆すほどのハイスペックを手に入れました。
最大の変更点は、足回りの強化です。これまではスポークホイールにドラムブレーキという昔ながらの構成でしたが、現行モデルからはスタイリッシュなキャストホイールと、ABS付きのフロントディスクブレーキが採用されています。
さらに嬉しいのが、タイヤがチューブレスになったこと!カブで一番怖いのは出先でのパンクですが、チューブレスならガソリンスタンドなどで応急処置ができるため、旅の安心感が格段に上がりました。
エンジンについても、新しいロングストロークエンジンが採用されており、低回転からグイグイと力強く走ってくれます。数字上の排気量は109ccですが、キャストホイール化による剛性アップと相まって、走りの質感はもはや125ccクラスに肉薄していると言っても過言ではありません。
燃費性能も驚異的で、普通に走っていてもリッター60kmを超えることが多く、お財布にも地球にも優しい仕様になっています。今の新車ラインナップの中で、最もバランスが取れているのがこの110ccモデルだと私は感じています。
結局クロスカブの110と125のどっちが良いのか

さて、読者の皆さんが一番知りたい「110と125(ハンターカブ)、どっちを買うべきか」という問いへの答えですが、これは正直に言って「今持っている免許」と「バイクに何を求めるか」で明確に分かれます。
もしあなたが「小型限定普通二輪免許」以上の免許を持っていて、休日にちょっと遠くの街までツーリングに行きたい、あるいはキャンプ道具を積んで峠道を越えたいと思っているなら、迷わず110ccモデルか、予算が許せばハンターカブ(125cc)を選ぶべきです。
やはり最高速度60km/hの道路を走り続ける際に、エンジンのパワーに余裕があるかないかは、疲労感に直結しますからね。
逆に、免許は普通車の付帯分(原付免許)のみで、あくまで通勤や通学、近所のおしゃれなカフェ巡りがメインという方なら、新基準原付の110 Liteがベストな選択肢になります。無理をして二輪免許を取りに行かなくても、125ccベースのしっかりした車体に乗れるのは素晴らしいメリットです。
自分の生活圏内にどんな道が多いか(急な坂はあるか、流れの速い幹線道路はあるかなど)を一度イメージしてみると、自然と答えが出てくるはずですよ。
原付免許で乗れる新基準のメリットと注意点
新基準原付(クロスカブ110 Liteなど)という新しいカテゴリーは非常に魅力的ですが、メリットだけでなく知っておくべき「ルール」の壁もあります。まず、最大のメリットは、繰り返しになりますが「原付免許や普通免許」でそのまま125ccクラスの車体に乗れることです。
これまでの50ccバイクは車体が小さく、大型トラックに追い越される際に風圧で怖い思いをすることもありましたが、125ccベースの車体なら走行安定性が大幅に向上します。
ただし、法律上の扱いはあくまで「原付一種(50cc相当)」であることを忘れてはいけません。ここが大きな落とし穴なんです。
新基準原付(110 Lite)で守るべきルール
- 法定速度は一律30km/h(どれだけエンジンが良くてもスピードは出せません)
- 交差点での二段階右折が必要(標識がある場合など条件による)
- 二人乗り(タンデム)は禁止(車体は二人乗りできそうでも法律でNGです)
- 自動車専用道路やバイパスは走行不可
見た目が110ccや125ccのモデルとそっくりなので、「ついついスピードを出しすぎてしまった」なんてことにならないよう注意が必要です。こうしたルールを守りつつ、125ccベースの頑丈な車体を味わうのが新基準原付の賢い楽しみ方ですね。より詳しい区分や制度については、(出典:警察庁『原動機付自転車等の区分について』)などの公的な情報を確認しておくと安心かなと思います。
クロスカブの125の新車に近いモデルの賢い購入術

ここからは、具体的にクロスカブを相棒に迎えたいと考えている方に向けて、最新の販売現場の状況や、手に入れた後の楽しみ方について深掘りしていきましょう。新車の買い方一つで、その後のバイクライフの満足度が大きく変わってきますよ。
最新のクロスカブの125の新車の納期と在庫状況
いざ「買おう!」と決心した時に気になるのが、最新の納期事情ですよね。一時期のバイクブームの頃は「半年待ち」「1年待ち」なんていうのも珍しくありませんでしたが、最近はようやく落ち着きを見せています。それでも、クロスカブはカブシリーズの中でも特に人気が高いモデルなので、カラーによっては依然として品薄な状態が続いています。
特に、新しく登場する「110 Lite」や、110ccモデルの新色などは予約が集中しやすい傾向にあります。ショップの方に聞いた話では、在庫がある店舗なら1〜2週間で納車可能ですが、メーカー取り寄せや受注生産枠になる場合は、3ヶ月から半年程度見ておいたほうが良いとのことでした。
効率よく新車を手に入れるコツは、「複数のホンダドリーム店や販売店に在庫を確認すること」に尽きます。今の時代、ネットで在庫ありと書いてあっても、タッチの差で売れてしまっていることも多いです。
電話で「〇〇色の在庫はありますか?」と直接聞いてみるのが、結局一番確実で早かったりします。また、キャンセル待ちを受け付けてくれるお店もあるので、熱意を持って相談してみるのが良いかもしれませんね。
クロスカブの125をカスタムでおしゃれに楽しむ術
クロスカブを手に入れたら、次に考えたいのがカスタムですよね!クロスカブは「カスタムして完成するバイク」と言われるほど、社外パーツが豊富です。110ccモデルも新基準の110 Liteも、車体の基本的な設計は共通している部分が多いので、これまで発売されてきた数えきれないほどのパーツが流用できる可能性が高いです。
例えば、リアキャリアをさらに巨大なものに交換してキャンプ道具をフル積載できるようにしたり、ヘッドライトガードを付けてよりタフな顔つきに変えたり。
私のおすすめは、あえてレトロな雰囲気を出すためにブラウンのシートに交換したり、ハンドルガードを付けたりするスタイルです。これだけで、世界に一台だけの自分の相棒という感じがして、毎朝ガレージを開けるのが楽しみになりますよ。
具体的なカスタムのアイデアやおしゃれな実例については、こちらのクロスカブをおしゃれにカスタムするコツの記事でも詳しく解説されています。センス良く仕上げるためのポイントがまとまっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ファミリーバイク特約も使える維持費のメリット
カブに乗る最大のメリットと言っても過言ではないのが、その圧倒的な「コストパフォーマンス」です。110ccも125ccベースの新基準モデルも、お財布への優しさはバイク界でもトップクラス!特に注目したいのが、自動車保険に付帯できる「ファミリーバイク特約」の存在です。
通常、250cc以上のバイクだと単体で高い任意保険に入る必要がありますが、125cc以下のバイクであれば、今乗っている車の保険に数千円〜1万円程度の追加料金を払うだけで、同等の補償を受けられることが多いんです。これは複数台持ちを検討している方や、家計を預かる身としては本当に助かりますよね。
| 項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 軽自動車税 | 2,000円 〜 2,400円 | 自治体により若干異なります |
| 自賠責保険(12ヶ月) | 約7,000円 | 長期契約にするとさらに安くなります |
| 任意保険(特約) | 約5,000円 〜 10,000円 | 車の保険内容により変動します |
| ガソリン代 | 走行距離による | リッター60km超えの低燃費! |
税金や保険といった固定費がこれだけ安いと、浮いたお金で美味しいものを食べに行ったり、ちょっと良いエンジンオイルを入れてあげたりと、心の余裕を持ってバイクライフを楽しめます。具体的な維持費のシミュレーションについては、こちらのカブシリーズの維持費まとめで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
2026年モデルのカラー展開と自分に合う色の選び方

バイク選びで一番ワクワクするけれど、一番頭を悩ませるのが「色」ですよね。2025年から2026年にかけてのクロスカブは、アウトドアシーンに映える絶妙なカラーが揃っています。
定番のマットアーマードグリーンメタリックは、泥汚れさえもカッコよく見えるような「道具感」が魅力。一方で、爽やかなボニーブルーや温かみのあるハーベストベージュは、街中のカフェに停めてあっても違和感がないほど洗練されています。
色選びのコツとしては、「自分がそのバイクと一緒にどんな景色の中にいたいか」を想像することかなと思います。森の中でキャンプをしたいならグリーン、海沿いを軽快に走りたいならブルー、日常の何気ない風景に溶け込ませたいならベージュといった具合です。
ただし、カタログの写真はスタジオで撮られたものなので、太陽の下で見ると全く違う印象を受けることがよくあります。「思ったより明るいな」とか「意外と渋い色味だな」という気づきは、実物を見ないと分かりません。
後悔しないためにも、週末に少し足を伸ばして、展示車を置いている大型店舗へ見学に行くことを強くおすすめします。自分の感性にビビッときた色を選ぶのが、長く付き合っていくための秘訣ですよ。
理想的なクロスカブの125の新車の選び方まとめ

ここまで、クロスカブの125の新車に関する噂の真相から、最新モデルのスペック、そして賢い買い方までを詳しく解説してきました。情報が多すぎて少し混乱してしまったかもしれませんが、大切なのは「今の自分にとって、どの区分が一番ハッピーになれるか」というシンプルな視点です。
原付免許を大切に使いつつ最新の車体を味わいたいなら「110 Lite(新基準原付)」、二輪免許のメリットを最大限に活かして軽快に走りたいなら「110(原付二種)」、そして圧倒的なパワーとステータスを求めるなら「ハンターカブ(125cc)」。どの道を選んでも、カブという素晴らしい相棒があなたの日常を楽しく彩ってくれることに変わりはありません。
最後になりますが、スペックや価格はあくまで一般的な目安です。特に新基準原付は始まったばかりの制度ですので、購入前には必ずホンダの公式サイトや正規販売店のスタッフさんに詳細を確認し、納得した上で契約を進めてくださいね。
皆さんがお気に入りのクロスカブを手に入れて、素晴らしいバイクライフをスタートさせることを、同じバイク好きとして心から応援しています!

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