レブル1100のタンク容量アップと航続距離を伸ばす!現実的な解決策

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レブル1100のタンク容量アップと航続距離を伸ばす!現実的な解決策

せっかくの快適なDCT走行や力強いトルクを楽しんでいても、200kmを過ぎたあたりでガソリンスタンドの看板を探し始めるのは、少しばかりストレスを感じることもあるかなと思います。

レブル1100の燃費自体は決して極端に悪いわけではありませんが、やはりタンクの物理的なサイズが航続距離を左右しているのは事実です。

市販のビッグタンクに交換できないのか、あるいはもっと実用的な方法でこの不安を解消できるのか。今回は、私自身の視点からレブル1100のタンク事情を深掘りし、実燃費の現実からタンク交換のハードル、そして現実的な解決策までを網羅的に解説していこうと思います。

この記事を最後まで読めば、あなたのレブル1100での旅がもっと自由で安心なものになるはずですよ。

ここに注目
  • レブル1100の燃料タンクが13.6Lという小容量に設計された深い理由
  • ボルトオンでのタンク交換やビッグタンク化が現実的ではない物理的制約
  • 2024年の法改正を踏まえた樹脂製携行缶やボトルによる航続距離延伸術
  • DCTのモード選択や運転技術で実燃費を極限まで引き出すためのコツ

レブル1100のタンク容量アップと航続距離の現状

レブル1100のタンク容量アップと航続距離の現状
ドメスティックバイクライフ

ホンダが誇る大型クルーザー、レブル1100。その魅力的なロー&ロングなフォルムに一目惚れして相棒に選んだ方も多いはずです。しかし、実際にオーナーになってロングツーリングへ出かけると、真っ先に直面するのが燃料計との戦いではないでしょうか。

リッタークラスの排気量を持ちながら、燃料タンクは13.6リットルという、排気量から考えると少し控えめな設計になっています。このため、ネット上ではレブル1100のタンク容量アップに関する情報や、どうすれば航続距離を伸ばせるのかといった切実な悩みが数多く飛び交っていますね。

13.6Lの壁とレブル1100の実燃費の現実

レブル1100が発表された際、多くのベテランライダーが驚いたのが「13.6L」というタンク容量でした。

1,082ccという排気量は、ホンダのフラッグシップアドベンチャーであるアフリカツイン譲りのものですが、アフリカツインが24L(アドベンチャースポーツ)近いタンクを備えているのに対し、レブルは約半分強。この差は、単なるカテゴリーの違い以上に大きな運用上の差を生んでいます。

まず、レブル1100の実燃費についてですが、これは走行環境によって劇的に変化します。一般道でののんびりしたツーリングであれば、リッター22kmから24km程度は安定してマークできることが多いですね。

しかし、信号の多い市街地や真夏の渋滞路では16km/L前後まで落ち込むことも珍しくありません。また、レブル1100の弟分であるレブル500の最高速や馬力を比較しても分かる通り、排気量が大きい分、加速時の燃料消費はどうしても多くなりがちです。

カタログ燃費と実燃費の乖離をどう見るか

ホンダが公表しているWMTCモード値は18.7km/L(クラス3-2)となっています。これを13.6Lに掛け合わせると、計算上の航続距離は約254km。しかし、実際のツーリングでは常に満タンから空っぽまで使い切ることはできませんよね。

精神的な余裕を持って給油しようとすると、どうしても200km前後でガソリンスタンドへ吸い寄せられることになります。この「余裕のなさ」が、オーナーの間でタンク容量アップを望む声に繋がっているのかなと思います。

レブル1100の燃料消費データ(目安)

走行シーン平均実燃費航続可能距離(理論値)給油推奨タイミング
郊外ツーリング23.0 km/L約312 km230 km付近
高速道路(100km/h)21.0 km/L約285 km200 km付近
市街地・チョイ乗り17.0 km/L約231 km170 km付近

このように数字で見ると、決して走らないバイクではないのですが、大型ツアラーとして見ると「もう少し欲しかった」というのが正直な感想かもしれません。特に北海道のような、次のスタンドまで100km近く空くような場所では、この13.6Lという数字が大きなプレッシャーになりますね。

燃費が悪いと感じる原因と200kmの壁の正体

レブル1100に乗っていて「燃費が悪い」と感じる瞬間、それは燃料計の最後の1目盛りが点滅し始めた時ではないでしょうか。この燃料警告灯がつくタイミングにこそ、多くのライダーが感じる「200kmの壁」の正体が隠されています。

レブル1100の燃料計は、タンク残量が約3.5Lになった時点で点滅を開始するように設定されています。つまり、全容量13.6Lのうち、私たちが安心して使えるのは差し引き約10.1L分だけ。

リッター20kmで走行している場合、ちょうど202km走った時点で警告が始まる計算になります。これが「200kmを過ぎると心細くなる」最大の理由ですね。残りの3.5Lで70kmは走れる計算ですが、不慣れな土地で警告灯がチカチカしている中、あと70km走れると信じて進むのはなかなかの勇気が必要です。

空気抵抗という見えない敵

また、クルーザー特有の乗車姿勢も燃費に影響しています。レブル1100は上半身が起きるアップライトなポジションのため、走行風を全身で受け止める形になります。これが高速道路での燃料消費を早める原因の一つです。

特に時速100kmを超えてからの風圧は凄まじく、中型バイクが高速で感じることと同じく、速度を上げれば上げるほど燃費は指数関数的に悪化していきます。120km/h区間を元気よく走ってしまうと、あっという間に燃料計が減っていくのを感じるはずですよ。

さらに、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)の制御も関係しています。標準の走行モードでは比較的低い回転数でシフトアップしてくれますが、追い越しなどでアクセルを大きく開けると、一気にシフトダウンして高回転域まで使います。

この時のパワフルな加速は最高に気持ちいいのですが、当然ながら燃料もそれ相応に消費します。こういった要因が重なり合い、結果として「タンク容量が足りない」「燃費が物足りない」という感覚を強めているのかなと感じます。

タンク交換やビッグタンク化が困難な設計上の理由

タンク交換やビッグタンク化が困難な設計上の理由
ドメスティックバイクライフ

「タンクが小さいなら、もっと大きい社外品に変えればいい」という発想は、バイク乗りなら誰しも一度は通る道ですよね。

かつての空冷エンジンのバイクであれば、板金加工が得意なショップにお願いしてタンクを広げたり、他車種のタンクを流用したりすることも比較的容易でした。しかし、レブル1100においてはこの「タンク交換」が非常に高いハードルとなっているんです。

まず、レブル1100のフレーム構造を見てみましょう。このバイクは鋼管ダイヤモンドフレームを採用していますが、その中央部には1,100ccのエンジンが必要とする巨大なエアクリーナーボックスが鎮座しています。

タンクを裏返してみると分かりますが、燃料が入るスペースはかなり複雑な形状にえぐられており、フレームや吸気ダクトを避けるようにギリギリの容積を確保しているのが現状です。つまり、タンクの下側に余裕のあるスペースが一切残されていないのです。

燃料ポンプとセンサーの制約

さらに現代のインジェクション車ならではの悩みもあります。タンク内には精密な燃料ポンプユニットや残量センサーが内蔵されていますが、これらはタンクの最も低い位置に配置される必要があります。

もし安易にタンクを横に広げたり形状を変えたりすると、ガソリンが残っているのにポンプが吸い上げられない「死にガソリン」ができてしまったり、センサーが正確な数値を表示できなくなったりします。

物理的に容量を増やすには、タンクを上に高くするか、膝が当たるサイド部分を外側に張り出させるしかありません。しかし、上に高くすればレブルのアイデンティティである「低く構えたボバースタイル」が崩れてしまいますし、横に広げればニーグリップがしにくくなり、足つき性にも悪影響が出ます。

メーカーであるホンダが、スタイルと足つき、そして航続距離のバランスを極限まで突き詰めた結果が、この13.6Lという絶妙(かつ悩ましい)な数字だったというわけですね。

ワンオフでのタンク拡大を検討する場合、板金塗装を含めた費用は20万円〜50万円ほどかかるケースが多いです。また、燃料漏れのリスクや車検時の構造変更申請など、個人で行うにはリスクが非常に大きいため、あまり現実的な選択肢とは言えません。

Diablo製のタンクカバーで容量は増えるのか

レブル1100のカスタムを探していると、タイの有名カスタムショップ「K-Speed(Diabloブランド)」のパーツをよく目にしますよね。特にタンク周りをゴツく、マッチョに見せるパーツは非常に人気があります。

これらのパーツを紹介しているサイトで「タンク容量アップ」のようなニュアンスで語られることが稀にありますが、ここでハッキリさせておかなければならない事実があります。

結論から言うと、Diablo製のタンクカバーを装着しても、ガソリンの入る容量は1ミリも増えません。これはあくまで、純正の金属タンクの上から被せるFRP(強化プラスチック)や樹脂製の「外装パーツ」だからです。見た目は確かに一回り、二回りほど大きくなり、18Lくらい入る大型バイクのような迫力が出ますが、中身は純正の13.6Lタンクがそのまま隠れているだけです。

ドレスアップと実用性のトレードオフ

「見た目が良くなるならいいじゃない」と思うかもしれませんが、航続距離に悩んでいる方にとっては少し注意が必要です。タンクカバーを付けると、当然ながらタンクの横幅が広がります。これにより、ニーグリップした時の脚の開きが大きくなり、人によってはレブルの魅力である「圧倒的な足つきの良さ」を少し阻害してしまう可能性があるからです。

もちろん、ドレスアップ効果としては最高にカッコいいパーツですし、純正タンクを傷から守るという副次的なメリットもあります。しかし、「航続距離を伸ばすためにタンクを大きくしたい」という目的でこれらのカバーを購入するのは間違いですので、そこだけはしっかり理解しておきましょう。見た目を変えるのか、それとも中身(航続距離)を変えるのか。レブル1100乗りにとっては悩ましい選択ですね。

予備タンクや携行缶による積載での航続距離対策

予備タンクや携行缶による積載での航続距離対策
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物理的なタンク交換が現実的ではない以上、私たちオーナーができる最も確実な対策は、やはり「ガソリンを外部に持ち出す」ことです。予備タンクや携行缶という言葉を聞くと、昔ながらの赤い金属性の重たい缶を想像するかもしれませんが、最近のバイク用携行システムはもっとスマートで安全に進化しています。

もし1リットルの携行ボトルを1本持っていれば、燃費20km/Lとして約20kmの延命が可能です。たった20kmと思うかもしれませんが、警告灯が点滅してから「次のスタンドまであと10km」という絶望的な状況において、この1Lはまさに命綱になります。

さらに、3.8L(1ガロン)程度の容量を積載できれば、レブル1100の弱点だった「200kmの壁」を軽々と越え、300km以上の無給油走行も現実味を帯びてきます。

レブル1100に馴染む積載の考え方

レブル1100に携行缶を積む場合、いかに「後付け感」を減らしつつ安全に固定するかが腕の見せ所です。サドルバッグの中に入れるのは手軽ですが、万が一の漏れや臭い移りを考えると、できれば車体の外側に専用ブラケットで固定したいところですね。

最近ではブラックアウトされたボトルや、ミリタリー調のホルダーも充実しており、レブルの無骨なスタイルをむしろ引き立てるカスタムとしても楽しめます。

予備燃料を検討する際の優先順位
  • 安全性が第一:必ずガソリン専用として認められた容器を使用する
  • 固定の確実性:走行振動や転倒時に脱落しない頑丈なマウントを選ぶ
  • 使い勝手:いざという時にサッと取り出せて給油しやすい場所を選ぶ

こうした外部タンクによる対策は、使わない時は取り外しておけるという大きなメリットもあります。普段の街乗りではスリムなレブルを楽しみ、ロングツーリングの時だけ航続距離仕様にアップデートする。そんな柔軟な付き合い方が、レブル1100には一番合っているのかもしれませんね。

レブル1100のタンク容量アップに代わる航続距離延伸術

レブル1100のタンク容量アップに代わる航続距離延伸術
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ここからは、物理的なタンク容量という制約を超えて、どうやって旅の自由度を広げていくかという具体的な実践編に入ります。単にガソリンを持ち運ぶだけでなく、日本の法規に則った正しい知識や、レブル1100ならではのメカニズムを活かした「走り方」のコツまで、一歩踏み込んだ延伸術を見ていきましょう。

RotopaXなど携行缶の活用と積載のポイント

今、長距離を走るライダーたちの間で絶大な信頼を得ているのが、アメリカ生まれの「RotopaX(ロトパックス)」です。これは単なる携行缶ではなく、専用のマウントシステムによって「車体にねじ込んで固定する」という画期的な構造を持っています。レブル1100のフラットなリアキャリアや、パニアケースのステーなどと相性が抜群に良いんです。

RotopaXの魅力は、その堅牢さと薄いフォルムにあります。一般的なボトル型とは異なり、板のような形状をしているため、積載スペースを無駄にせず、重心も低く抑えることができます。1ガロン(3.8L)のホワイトやレッドのパックをリアキャリアに装着しているレブルを見かけますが、まるでアドベンチャーバイクのようなタフな雰囲気が出ていて、とても似合っていますね。

具体的な延伸効果のシミュレーション

もし1ガロン(3.8L)を携行した場合、純正タンク13.6L + 予備3.8L = 合計17.4Lとなります。実燃費を22km/Lと仮定すると、総航続距離はなんと約382km。これなら大型ツアラーと遜色ない距離を無給油で走破できます。「次のスタンド、開いてるかな?」というあの独特の不安から完全に解放される感覚は、一度味わうと手放せなくなりますよ。

装備名容量航続距離プラス分メリットデメリット
RotopaX 1ガロン3.8L約80〜90km固定が超強力、見た目がカッコいい導入コストが高め(約3万円〜)
金属製1Lボトル1.0L約20〜25km安価でコンパクト、どこでも積めるあくまで緊急用、複数本必要
5L平型携行缶5.0L約110km圧倒的な容量、コスパ良バッグ内の場所をとる、固定が難しい

エンジンガードへの携行ボトル装着と注意点

「リアキャリアはキャンプ道具でいっぱいだし、サイドバッグもこれ以上重くしたくない」という方におすすめなのが、エンジンガードを有効活用する方法です。レブル1100はカスタムの定番としてエンジンガード(パイプガード)を装着している車両が多いですが、このパイプにボトルホルダーを取り付けて1L程度の携行缶を左右に1本ずつ配置するスタイルです。

ここで非常に重要なポイントがあります。それは「パイプの太さ」です。レブル1100用として絶大な人気を誇る「デイトナ製パイプエンジンガード」などは、一般的なハンドルバー(22.2mm)よりもかなり太いΦ28.6mmという特殊な径を採用しています。市販されている安価なドリンクホルダーの多くは、この太さに対応していません。無理に付けようとするとクランプが折れたり、走行中に振動で緩んだりして、ガソリン缶を路上にぶちまけるという大事故に繋がりかねません。

安全なマウントのコツ

取り付ける際は、必ずΦ28.6mm対応を謳っているクランプや、調整幅の広い可変式ホルダーを選んでください。また、装着位置はガードの「内側」や「上側」がベストです。

ガードの真横や外側に付けてしまうと、万が一立ちゴケをした際に携行缶が地面とバイクの間に挟まって潰れてしまうリスクがあるからです。実用性と安全性を兼ね備えた配置を、じっくり煮詰めてみるのも楽しみの一つですね。

消防法改正によるプラスチック容器の最新ルール

消防法改正によるプラスチック容器の最新ルール
ドメスティックバイクライフ

「ガソリンを樹脂製のタンクで運ぶのは違反じゃないの?」と心配される方もいるかもしれません。確かに、以前の日本では「ガソリン運搬は金属容器に限る」というルールが一般的でした。しかし、実は2024年(令和6年)3月から、消防法に関する規制が緩和されたのをご存知でしょうか。

この改正により、一定の厳しい国際基準(UN規格)をクリアしたプラスチック製容器であれば、最大10Lまでガソリンを運搬することが正式に認められるようになりました。具体的には、容器に「UN」のマークが刻印されており、なおかつプラスチック製ジェリカンを示す「3H1」などのコードが入っているものが対象です。

先ほど紹介したRotopaXの正規品などは、この基準を満たしているため、今では堂々と法的に認められた状態で使用できるわけです。(出典:総務省消防庁「ガソリンの携行缶での購入・運搬について」※プラスチック容器に関する記述参照)

安価な非適合品には要注意

ただし、注意したいのはネット通販などで見かける「格安の樹脂ボトル」です。見た目がそれっぽくても、UN規格をクリアしていないものはガソリンによる腐食や内圧の上昇に耐えられず、非常に危険です。

消防法への適合は、単なるルール遵守だけでなく、あなた自身の命を守るための最低条件です。購入前には必ず、UNマークの有無を商品説明や現物で確認するようにしましょう。

ガソリンスタンドでの給油拒否を回避する運用術

ハードウェアを完璧に揃えても、次に立ちはだかるのが「どうやってガソリンを手に入れるか」という運用面での壁です。2019年に発生した悲しい事件以降、日本国内のガソリンスタンドでの携行缶への詰め替え販売は劇的に厳しくなりました。

たとえUN規格適合の容器を持っていても、「うちは携行缶お断りです」と門前払いされるケースが本当に多いんです。

特にセルフスタンドでは、法律によって客が自分で携行缶に給油することは固く禁じられています。セルフであっても従業員がいれば給油可能な店もありますが、それでも店独自の判断で拒否されることが大半です。これを回避するための最も現実的な戦略は、「事前にフルサービスのスタンドをリサーチしておくこと」です。

給油時のマナーと必須事項

  • 本人確認書類(運転免許証)の提示を求められたら快く応じる
  • 使用目的を「バイクの予備燃料として」と明確に伝える
  • 給油前に容器のUNマークやKHKマークを自分から見せる

ツーリング当日にスタンドを一軒ずつ回るのは時間の無駄ですし、何より精神的に疲れてしまいます。ロングツーリングのルートが決まったら、あらかじめ電話で「バイクの携行缶への給油は可能ですか?」と聞いておくとスムーズです。

私はいつも、自宅近くの顔なじみのフルサービススタンドで「今日から旅に出るので!」と挨拶して、出発時に予備タンクを満タンにしてもらうようにしています。旅先で焦るよりも、事前の準備が航続距離を伸ばす近道だったりしますね。

DCTのモード設定で燃費を最大化する走り方

DCTのモード設定で燃費を最大化する走り方
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最後にお伝えしたいのは、道具に頼らず「技術と設定」で航続距離を稼ぐ方法です。レブル1100(特にDCT車)は、その電子制御を使いこなすだけで燃費が10%以上変わることも珍しくありません。これは、CBR250RRのモード設定と同様に、エンジン特性を瞬時に切り替えられるからこそできる技です。

もっとも効果が高いのは、やはり「RAIN(レイン)モード」の活用です。このモードは出力が抑えられるだけでなく、シフトアップのタイミングが非常に早くなり、低い回転数を維持して走ろうとします。高速道路の巡航中にRAINモードに切り替えるだけで、瞬間燃費計の数値が目に見えて良くなるのが分かるはずです。

さらに、USERモードを使って「エンジンブレーキ(EB)」を最弱の設定にするのも有効です。アクセルを戻した時の減速Gが弱まるため、慣性を活かしたスムーズな走りが可能になり、結果として無駄な燃料消費を抑えられます。

究極のエコラン「マニュアルモード」

さらに燃費を突き詰めるなら、DCTを「MT(マニュアル)モード」にして自分で変速してみてください。レブル1100のエンジンは非常にトルクフルなので、時速60kmも出ていれば6速で十分粘ってくれます。

オートモードだと加速のために5速や4速に落としてしまう場面でも、6速のままじわっと加速させることで、燃料の噴射量を最小限に抑えることができます。こうした「ソフトウェア的なタンク容量アップ」も、オーナーならではの楽しみと言えるかもしれませんね。

レブル1100のタンク容量アップと航続距離のまとめ

レブル1100の「タンク容量不足」という課題。ここまで見てきた通り、ボルトオンでのタンク交換や物理的な増量は、現代のバイクの精密な設計ゆえに非常に困難なのが現実です。

しかし、13.6Lという数字に絶望する必要はありません。最新の消防法に適合したRotopaXのような携行缶を賢く積載し、DCTの走行モードを状況に合わせて使い分けることで、このバイクは300km、400kmという長旅にも十分応えてくれるポテンシャルを持っています。

「タンク容量アップ」というキーワードで検索してこの記事に辿り着いたあなたは、きっともっと遠くへ、もっと自由にレブル1100で走りたいという熱い想いを持っているはず。その悩みは、適切な装備と知識、そして少しの走行マネジメントで十分に克服できるものです。

レブルのスリムな美しさを愛でつつ、必要に応じて航続距離をブーストさせる。そんな「賢いオーナー」として、ぜひ次の週末は、これまで諦めていたあの大パノラマを目指して走り出してみてください!

最後に、本記事で紹介した燃費データや走行距離はあくまで一般的な目安であり、実際の走行環境や個体の状態によって異なります。携行缶の取り扱いや給油の可否については、必ず最新の法令や各スタンドのルールを遵守してください。安全で楽しいバイクライフを、心から応援しています!

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