Fazzio(ファッジオ) 125を徹底検証!スペック・足つき・価格まとめ

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Fazzio(ファッジオ) 125を徹底検証!スペック・足つき・価格まとめ

毎日の通勤や通学、ちょっとしたお出かけに便利な原付二種スクーターですが、最近は実用性だけでなくデザインにもこだわりたいという方が増えていますよね。

そんな中で注目を集めているのが、レトロモダンでお洒落な外観が目を引くヤマハのfazzio(ファッジオ) 125です。ただ、海外向けモデルとしての印象も強く、実際のスペックや燃費、日本での取扱店での実売価格がどれくらいなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

また、シート高や足つき性、街乗りでの最高速度といった実際の乗り心地も購入前には知っておきたいポイントです。この記事では、そんな気になる疑問をすっきり解決できるように、基本情報からライバル車との比較まで分かりやすくまとめてみました。

Fazzio(ファッジオ)の125cc基本仕様

Fazzio(ファッジオ)の125cc基本仕様
YAMAHA

まずは、新しく登場したfazzio(ファッジオ) 125がどのようなメカニズムを持っているのか、基本的なスペックや燃費性能、安定した走りを支える機能、そして運転するにあたって必要な免許の区分など、知っておきたい基本仕様について詳しく見ていきましょう。

主要なスペックと諸元の詳細

このスクーターの最大の特徴であり、私が一番面白いなと感じているのが、ヤマハ独自の環境技術である空冷の「BLUE CORE(ブルーコア)」エンジンに、スマートモータージェネレーター(SMG)を組み合わせたマイルドハイブリッド機構を採用している点ですね。

一見するとクラシカルでお洒落な街乗りスクーターという雰囲気なのに、中身は最先端のハイブリッド技術がギッシリ詰まっているというギャップがたまりません。

このマイルドハイブリッドシステムは、信号待ちからの発進時や登り坂での加速といった、エンジンに一番負荷がかかるタイミングでスターターモーターを駆動アシストとして作動させる仕組みになっています。

アシスト時間は最大で約3秒間なのですが、このわずかなアシストがあるおかげで、エンジンの駆動力変化による不自然なギクシャク感が抑えられ、驚くほど自然でスムーズな加速フィーリングを実現しているんですね。出足の軽やかさは、これまでの同クラスの空冷スクーターとは一線を画するものがあるなと思います。

また、車体設計の面でも注目したいのが「97kg」という圧倒的な車両重量の軽さです。125ccクラスのスクーターとしては非常に軽量な部類に入るため、エンジンパワーに頼り切らなくても軽快にキビキビと走ってくれますし、駐輪場での取り回しもラクラクです。

ボア×ストロークは52.4mm×57.9mmのロングストローク設定で、圧縮比は10.2:1となっており、高回転までガンガン回すというよりは、日常でよく使う低中速域のトルクを豊かにするセッティングになっていることが伺えますね。

ここで、気になる詳細な諸元データを表にまとめてみました。なお、これらの数値はあくまで一般的な目安となりますので、より細かなディテールが気になる方は公式の情報などもチェックしてみてくださいね。

項目詳細データ・仕様値
原動機種類空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ
気筒数配列 / 総排気量単気筒 / 124 cm³
内径×行程 (ボア×ストローク)52.4 mm × 57.9 mm
圧縮比10.2 : 1
最高出力6.1 kW (8.3 PS) / 6,750 r/min
最大トルク9.8 N・m (1.00 kgf・m) / 5,000 r/min
始動方式 / 潤滑方式セルフ式 / ウェットサンプ
バッテリー容量 / 型式12V, 6.0Ah (10HR) / YTZ7V
車両重量97 kg
軸間距離 (ホイールベース)1,280 mm
シート高765 mm
燃料タンク容量5.1 L (無鉛レギュラーガソリン指定)
排出ガス適合規制二輪車平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合

デジタル化推進や環境配慮という観点から、印刷物による取扱説明書や紙のカタログを用意していないという割り切ったアプローチも、今の時代らしくて非常に先進的だなと感じるポイントです。全体的に無駄を削ぎ落としながらも、必要なところにはしっかり最新の技術を投入しているバランスの良さが魅力的ですね。

実用的な燃費性能と航続距離

実用的な燃費性能と航続距離
YAMAHA

毎日のお財布事情にダイレクトに響いてくるのが、やっぱり燃費性能とガソリンを満タンにしたときにどれくらい走れるかという航続距離ですよね。

結論から言うと、このモデルの経済性は原付二種クラスの中でもトップレベルに優秀な数値を叩き出しています。

国土交通省に届出されている定地燃費値(時速60km走行時、2名乗車時)では55.0 km/Lとなっているのですが、さらに驚くべきは、より実走行に近い複雑な環境を模して計測されるWMTCモード値(クラス1、1名乗車時)において、56.4 km/Lというさらに高い数値を記録している点です。

一般的なバイクだと、一定の速度で走り続ける定地燃費よりも、ストップ&ゴーが含まれるWMTCモード値の方が悪くなることが多いのですが、ここで逆転現象が起きているのは、まさに発進時のマイルドハイブリッドアシストや無駄な燃料消費を抑えるシステムがしっかりと機能している証拠なのかなと思います。

都市部の渋滞や信号待ちが多いルートを走る人ほど、このハイブリッドの恩恵を強く実感できるはずです。

燃料タンクの容量は5.1Lとなっており、指定燃料はレギュラーガソリンです。このタンク容量とWMTCモード燃費値を使って、満タン状態からの航続距離を単純計算してみると、なんと約280.5kmという計算になります。

これだけの距離を一度の給油で走れるとなると、例えば片道5km〜6km程度の通勤や通学で毎日使ったとしても、ガソリンスタンドに行くのは月に1回か2回程度で済んでしまう計算になりますよね。

日々の給油の手間が減るだけでも、実用コミューターとしてはものすごく大きなメリットになるんじゃないかなと思います。

毎月のガソリン代の目安(参考)
月間でおよそ500km走行すると仮定した場合、実燃費を少し厳しめに50km/Lと見積もっても、必要なガソリンはわずか10L。

レギュラーガソリンが1リットル170円だとすると、毎月の燃料代は1,700円前後におさまってしまう計算になります。公共交通機関の定期代や四輪車の維持費と比べると、圧倒的なコストパフォーマンスの高さですよね。

もちろん、実際の燃費はライダーの体重やアクセルの開け方、荷物の量、急な坂道の有無などによって前後しますが、基本のポテンシャルがここまで高いので、誰が乗ってもかなりお財布に優しい走りを体感できるのは間違いないかなと思います。

必要な運転免許と新基準原付

デザインの可愛らしさに惹かれて「これに乗ってみたい!」と思った方に、まず最初に絶対に確認しておいてほしいのが法律まわりのルールと必要な運転免許の区分についてです。

ここは非常に誤解しやすいポイントが含まれているので、慎重に解説していきますね。まず、このモデルは排気量が124ccですので、日本の道路交通法上では「第二種原動機付自転車(原付二種)」という扱いに区分されます。そのため、公道を走るためには「AT小型限定普通二輪免許」以上の二輪免許が絶対に必要になります。

ここで特に注意してほしいのが、2025年4月から新しく施行された「新基準原付」との兼ね合いです。

最近ニュースなどで「125cc以下のバイクが原付免許で乗れるようになる」という話を耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、あれは「排気量が125cc以下、かつ最高出力を4.0kW(5.4PS)以下に厳しく制御した車両」だけが対象なんですね。

対するこのスクーターは、最高出力が6.1kW(8.3PS)となっており、新基準の枠組みである4.0kWを大幅にオーバーしています。

うっかり違反に注意!
最高出力が新基準の制限を超えているため、従来の50cc普通原動機付自転車(原付)免許や、普通自動車(四輪)免許におまけで付いてくる原付免許では運転することができません。

もしそれらの免許しか持っていない状態で公道を運転してしまうと、無免許運転という非常に重い罰則の対象になってしまいます。

もし四輪免許しか持っていないけれどこのバイクに乗りたいという場合は、新しく教習所に通ってAT小型限定普通二輪免許などを取得する必要がある、ということは覚えておいてくださいね。

教習期間自体は最短2日程度で取得できるプランを用意している教習所も多いので、そこまでハードルは高くないかも知れません。法的な要件を正しく理解し、安全にバイクライフをスタートするためにも、自分の免許で問題ないか不安なときは事前にバイクショップなどの専門家に相談して確認をしてもらうのが一番安心です。

Fazzio(ファッジオ)の125cc実力検証

Fazzio(ファッジオ)の125cc実力検証
YAMAHA

基本仕様が頭に入ったところで、ここからはさらに一歩踏み込んで、実際にシートに跨がってみたときの身体へのフィット感や、街中を走らせたときのリアルなフィーリングなど、カタログスペックだけでは見えてこない本当の実力を徹底的に検証していきましょう。

シート高と足つき性の実車検証

このバイクをネットの写真やカタログの画像だけで見ていると、小ぶりで丸っこい、トイっぽいコンパクトなスクーターなのかなという印象を受けがちですよね。ところが、実車を目の前にしてみるとこれが意外なほど肉厚で、全体的に適度なボリューム感があることに驚かされます。

レトロモダンなディテールが美しく配置されていて、チープな感じが一切なく、むしろしっかりとした存在感を主張してくるのがとても良いですね。デジタル液晶メーターの縦長のデザインもコクピットの引き締め役になっていて、所有欲を満たしてくれます。

さて、多くの方が購入前に一番心配になるであろう「シート高と足つき性」について細かく検証していきましょう。標準仕様のシート高は765mmに設定されています。

数値だけで言えば一般的なスクーターと同等かやや低いくらいなのですが、実はシートの座面がふっくらと幅広に作られているため、実際に跨がってみると足の下り方に少し影響が出ます。体格ごとのリアルなインプレッションをまとめてみました。

身長162cmのライダーが跨がった場合

車体をサイドスタンドから起こす際、97kgという車体の軽さもあってグラつくような重さは一切感じません。シートの前方に腰掛けて両足を地面に下ろしてみると、親指の付け根(母指球)あたりまでがしっかりと地面に接地してくれます。

車体が軽いのでこれだけ接地していれば全く不安はありませんし、信号待ちで片足をステップに乗せた状態なら、もう片方の足はかかとまでベッタリと地面に着きます。膝にも少し余裕が生まれるので、街中での頻繁な足の踏み替えも非常にスムーズに行えるなという印象です。

身長160cmで手足が少し短めのライダーが跨がった場合

車体の引き起こしや取り回しは軽さのおかげで非常に快適なのですが、幅広なコンフォートシートの形状が災いして、足を真下ではなくやや外側に開くように下ろす形になります。

そのため、深く腰掛けてしまうと両足のつま先がツンツンと接地するくらいの状態になりやすいです。ただ、何度も言うように車体がめちゃくちゃ軽いので、少し車体が左右に傾いたとしても片足でピタッと支えることができ、恐怖感を覚えるようなシーンはほとんどないかなと思います。

足つきが心配なときの解決策
どうしてもつま先立ちになるのが不安だという小柄なライダー向けに、オプションパーツとして「ローダウンシート」が用意されています。

これに交換すると、ノーマルシートに比べてお尻の位置がカチッと下がり、母指球にかかる接地圧が明らかに強くなるのを実感できます。視界のバランスも良くなり、メーターが少し近く高く感じられるようになるので、運転中の安心感をグッと高めたい方には非常におすすめのカスタムです。

また、ライディング中の足元の広さ(低床ステップフロア)に関しても、幅や中央の突起形状がサイズ25cm前後のライディングシューズを履いて足を前後にスライドさせたときに、ほんの少し干渉するかな?と感じる部分はありますが、一般的なライディングポジションをとっている分には何の問題もなく、とても快適にドライブを楽しめますよ。

最高速度と走行パフォーマンス

次に、実際に公道を走らせたときの走行パフォーマンスと、気になる最高速度の実態についてお話しします。まず感動するのが、エンジンを始動したときの静粛性です。

スマートモータージェネレーター(SMG)のおかげで、従来のキュルキュルという不快なセルモーターの音がいっさいせず、スッと静かに目覚めてアイドリング状態に入ります。

この時点で「あ、洗練されているな」と感じさせてくれますね。単気筒エンジンにありがちな、ハンドルやステップに伝わってくる嫌な微振動も上手く抑えられています。

そして信号が青になってスロットルをグッと大きく開けると、待ってましたと言わんばかりに最大約3秒間のモーターパワーアシストが介入します。

このアシストが本当に絶妙で、背中をドンと押されるような過激な加速ではなく、まるで排気量が少し上がったかのようなリニアでトルクフルな立ち上がりを演出してくれるんです。

ストップ&ゴーが果てしなく続く日本の都市部の道路環境において、低中速域で思い通りに、かつ滑らかに加減速ができる特性はストレスフリーで本当に秀逸だなと感じます。

ハンドリングの味付けも非常に素直です。クイックすぎて神経質になることもなければ、もっさりして重たく感じることもなく、交差点やカーブへの進入時も軽量な車体を活かして狙ったラインをきれいにトレースしてくれます。

サスペンションのセッティングも優秀で、ブレーキング時のフロントの沈み込みが自然ですし、路面の荒れた継ぎ目や小さな段差を通過したときも、トントンと上品にいなしてくれるので乗り心地は終始マイルドで快適そのものです。

ただ、乗り始めの初期状態ではフロントショックがやや硬めに感じられることもあるので、ライダーの体重や好みに応じて徐々に馴染んでいくのを待つか、調整を視野に入れてもいいかもしれません。

気になる最高速度の特性ですが、実用域である時速60kmから70km付近までは何の手間取りもなく、一気にかつ最高にスムーズに到達してくれます。

ただ、このエンジンの特性として、最高出力を発生する回転数が6,750rpmと比較的低めに設定されているため、そこから上の超高回転域まで元気よくぶん回してスピードを伸ばしていくような走りは少し苦手です。

国内外の実走テスト動画や実際のオーナーさんのレビューなどを細かくチェックしてみても、最高速度は時速90kmから、追い風などの好条件が重なって最大でも100km付近で頭打ちになる傾向が強いみたいですね。

そのため、幹線道路やバイパスでの超ハイスピード巡航をメインにする使い方よりは、あくまで日常の生活圏をキビキビと走る「街乗り重視」のシチュエーションに完璧に最適化されたコミューターなんだなと割り切るのが正解だと思います。

スマートキーと収納容量の検証

スマートキーと収納容量の検証
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毎日の生活の足として使うスクーターだからこそ、日々のちょっとした利便性や収納の使い勝手にはこだわりたいですよね。fazzio(ファッジオ) 125には、そんな日常の「あったら嬉しい」を叶えてくれる便利な電子装備やユーティリティがしっかりと標準装備されているなと感じます。

まず一番に挙げたいのが、スマートキー(キーレスシステム)の利便性ですね。このシステムのおかげで、イグニッションキーをポケットやバッグの奥に放り込んだままでも、車体に近づいてノブをカチッと押し込んで回すだけで、簡単にエンジンの始動やハンドルロックの解除ができてしまいます。

さらに、シート下のトランクを解錠する操作もこの手元のスイッチまわりで完結するので、両手に買い物袋を提げているときや、雨の日にわざわざ鍵を探してモタモタするストレスから完全に解放されるのは本当にありがたいなと思います。

フロントのハンドルまわりを見てみると、日常使いに便利な小物入れが左右に2つ用意されています。まず向かって左側にあるのが、フタ付きのフロントポケットです。

この内部は雨や埃が侵入しにくいしっかりとしたコンソール構造になっていて、なんとスマートフォンなどの電子デバイスを走行中に充電できるUSB Type-A(5V/2A)の給電ソケットが標準で内蔵されています。

ナビアプリを使いながら走るときなどには欠かせない機能ですよね。そして右側には、オープンタイプのポケットが配置されていて、こちらは500mlから600mlクラスのペットボトルがすっぽりと綺麗に収まる設計になっています。信号待ちのときなんかに、サッと水分補給ができるので実用性は抜群だなと思います。

フロントポケット使用時の注意点!
左側のフタ付きポケットは非常に便利ですが、構造上、スマートキーの電波受けやエンジンの排熱、さらには夏場の強い太陽光による熱の影響をダイレクトに受けやすい空間でもあります。

熱に弱い精密機器やスマートフォン、あるいは変形しやすい貴重品などを入れたまま、真夏の炎天下に長時間バイクを放置するようなことは絶対に避けてくださいね。

お次はシート下のトランクスペースの検証です。容量は19.1Lを確保しており、フラットな形状も手伝って、A4サイズの書類が入った通勤バッグや、仕事帰りにスーパーで買い足した手荷物くらいなら十分に収納することができます。

ただし、ヘルメットの収納に関してはちょっとした割り切りが必要になってきます。

ヤマハの公式ジェットヘルメットである「YJ-14 ZENITH」のような、比較的頭頂部がすっきりとしたハーフカバー形状のものであれば綺麗に収まるのですが、頭頂部のベンチレーションが張り出しているものや、顎までしっかりガードするフルフェイスヘルメットの多くは、構造上シートが閉まらなくなってしまいます。

もしお気に入りのフルフェイスヘルメットを安全に携行・保管したいのであれば、駐車時に市販のワイヤーロックを使って車両と繋ぎ止めておくか、あるいは割り切ってリヤキャリアを取り付けて、その上に頑丈なリヤボックスを装着するようなカスタマイズをおこなうのが一番現実的で快適な解決策になるかなと思います。

おすすめのカスタムとパーツ

fazzio(ファッジオ) 125は、そのままのノーマル状態で乗っても十分にヨーロッパテイストでお洒落なスクーターなのですが、自分のライフスタイルや好みに合わせて、まるで洋服をコーディネートするように手軽に外観をモディファイできる点も大きな魅力になっています。

特に今、乗る人の間で注目されていて、手軽に個性を演出できるおすすめのドレスアップパーツが、灯火類のまわりを華やかに彩る「リングカバー」アクセサリーのシリーズです。

このリングカバーは、ヘッドライト用、フロント左右ウインカー用、リヤ左右ウインカー用、そしてテールランプまわり用の4箇所にそれぞれ用意されています。

驚くべきはパーツごとの絶妙な価格設定で、なんとどの部位のリングカバーも一律3,520円(税込)という、お財布にとても優しいプライスでラインナップされているんですね。

一箇所だけアクセントとして取り付けるのも良いですし、すべてのパーツをカラーミックスで組み合わせて装着すれば、車体全体の一体感が劇的に高まって、ファッショナブルな雰囲気をさらに一層際立たせることができます。この手軽に変身させられる感覚は、乗るたびにワクワクさせてくれる素晴らしいアイデアだなと思います。

社外パーツやカスタムシーンの広がり
国内外のカスタム市場を見てみると、イラストレーターの「utu」さんが手がけた、美しいグラフィックラインが目を引くシックなカスタムデモ車両が展示されて話題になったり、トランク部分に取り付ける外装カスタムリッドといった並行輸入の社外パーツが流通していたりと、特に若い世代の所有欲を刺激するようなカスタム文化がじわじわと形成されています。

ノーマルで綺麗に乗るのも素敵ですが、少しずつ自分色に染めていく楽しさがあるのも、このバイクが愛される理由ですね。

もちろん、カスタムパーツを取り付ける際や社外品を導入する際は、車両の保証範囲や安全基準に適合しているかどうかをしっかり確認することが大切です。取り付け作業に少しでも不安がある場合は、無理をせずにお近くの信頼できるバイクショップなどの専門家に相談して、安全確実に取り付けてもらうようにしてくださいね。

ジョルノプラスとの決定的な違い

日本の原付二種スクーター市場、あるいはファッショナブルな輸入スクーターというジャンルにおいて、このfazzio(ファッジオ) 125を購入候補に挙げるとき、どうしても避けて通れない最大のライバル車種がありますよね。

それが、ホンダが東南アジアを中心に展開し、日本国内でもインポート取扱店を通じて高い人気を誇っている「Giorno+(ジョルノプラス)125」です。

どちらも上品でクラシカルなモダンデザインを追求しているモデルなので、パッと見は「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。ですが、中身のメカニズムや実用面での設計思想を紐解いていくと、実は驚くほど明確に異なる性格を持っていることが分かります。

それぞれの個性をより分かりやすく比較するために、主要なスペックを並べた決定的な違いの比較表を作ってみました。数値は一般的な目安となりますが、選ぶ際の大事な基準になると思います。

比較項目ヤマハ Fazzio 125ホンダ Giorno+ 125
エンジン形式空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ水冷・4ストローク・OHC・4バルブ (eSP+)
排気量 / 圧縮比124 cm³ / 10.2 : 1124.7 cm³ / 11.5 : 1
最高出力8.3 PS (6.1 kW) / 6,750 r/min8.49 PS (6.25 kW) / 8,750 r/min
最大トルク9.8 N・m / 5,000 r/min11.6 N・m / 5,250 r/min
車両重量97 kg116 kg (乾燥118kgの記載もあり)
シート高765 mm780 mm
WMTCモード燃費56.4 km/L (クラス1)47.0 km/L
シート下容量19.1 L30.0 L
タイヤサイズ前後:110/70-12 (チューブレス)前:100/90-12 / 後:100/90-10

このスペックのトレードオフ関係を見てみると、自分がどちらを重視すべきかがハッキリ見えてくるかなと思います。まず、fazzio(ファッジオ) 125を選ぶ絶対的なメリットは、何と言っても「圧倒的な軽さ」「足つき性の良さ」「優れた実燃費」という、毎日気軽に乗るための3大要素が完璧に揃っている点にあります。

車両重量97kgというのは、ジョルノプラスの116kgに比べてなんと19kgも軽いんです。この軽さは、毎朝の狭い駐輪場での出し入れや、出先での急な方向転換のときに驚くほど体感的なストレスを減らしてくれます。

さらにシート高も15mm低いため、小柄なライダーや久しぶりにバイクに乗る方への安心感は計り知れません。燃費の面でも、マイルドハイブリッド機構がもたらす高い省燃費効果のおかげで、ジョルノプラスを一歩リードしています。

それに対して、ジョルノプラス125が持つ圧倒的な強みは、水冷「eSP+」4バルブエンジンがもたらすパワフルな動力性能と、クラス最大級の圧倒的な収納力です。

シート下のラゲッジスペースは30.0Lと、ファッジオの19.1Lに対して1.5倍以上の大容量を誇り、一般的なフルフェイスヘルメットもしっかり飲み込んでくれます。

また、高回転域でのパワーの伸びが良いため、時速70kmを超えるような幹線道路やバイパスを流す巡航シーンでは、ジョルノプラスの方がゆとりのある走りをキープしやすいなと感じます。

日常の扱いやすさ、軽快なフットワーク、ガソリン代を抑える経済性を最優先にしたい!という方ならファッジオが最高の相棒になりますし、逆にヘルメットをどうしてもシート下に収納したかったり、バイパスを使った少し長距離の移動もこなしたいという欲張りな方ならジョルノプラスが有力な選択肢になってくるかなと思います。

ご自身の普段の移動ルートや、荷物の量を思い浮かべながら選んでみてくださいね。

Fazzio(ファッジオ)の125まとめ

Fazzio(ファッジオ)の125まとめ
YAMAHA

ここまで、ヤマハの新しい都市型コミューターであるfazzio(ファッジオ) 125について、メカニズム的な基本スペックから、毎日の維持費に関わる燃費性能、実際のシート高がもたらす足つきのリアルな感想、さらにはライバル車との比較まで、かなり網羅的にその実力を検証してきました。皆さんの気になっていた疑問や不安は少しすっきりしたでしょうか。

確かに、フルフェイスヘルメットがシート下のトランクにすんなり収納できないという物理的な割り切りが必要な点や、時速90kmを超えるような超高回転域での伸び脚に限界があるといった、乗る人の用途に応じたトレードオフの仕様はいくつか存在します。

ですが、そうした気になるポイントも、お洒落なリヤボックスを後付けして収納力をカバーしたり、日常の生活圏や街乗りメインのコミューターとして割り切って使えば、全く問題にならないレベルのことばかりだなと思います。

Fazzio(ファッジオ) 125がおすすめな人

  • 毎日の移動をもっとお洒落に、まるでお気に入りの服を着るようにカジュアルに楽しみたい人
  • 駐輪場での取り回しや押し引きがラクラクこなせる、とにかく軽いバイクを探している人
  • マイルドハイブリッドの滑らかな加速と、お財布に優しい圧倒的な低燃費を両立させたい人

それらをすべて満たした上で、毎日の暮らしにそっと寄り添ってくれる抜群の経済性と、97kgという驚異的な車体の軽さ、そして何より「街で見かけたら思わず振り返ってしまうような洗練されたレトロポップなデザイン」を高い次元で両立しているのが、このバイクの唯一無二の本質的な価値なんだなと改めて実感しました。

日常の退屈な移動時間を、ちょっと贅沢で楽しいひとときに変えてくれる最高の1台になってくれるはずです。

なお、実際の店頭での実売価格や在庫の状況、国内取扱店ごとの詳細な保証プラン、アフターサービスなどの正確な情報については、時期やお住まいの地域によっても変動することがあります。

購入後のトラブルを防ぐためにも、最終的な判断を下す前には必ずお近くの正規取扱店や公式の案内などで最新の内容をしっかりと確認するようにしてくださいね。あなたにとって最高のバイクライフが見つかることを応援しています!

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